- 2012年12月18日 09:07
我々は政治を甘やかしてはいないか
その政治をネタにする政治メディアを甘やかしてはいないか
我々は政治を我々の手に届かない特権階級の世界のように考えていな
いか。
そしてそのような世界に近づきたいために間違った形で政治に関与しようとしているのではないか。
なによりもそのような世界の住人である政治家を甘やかしているのではないか。
選挙が終わったばかりだというのにメディアは来夏の参院選挙のこと<ばかりだ。
これだけ国民から否定された民主党が代表を細野とか岡田にすげ替えて来夏に向けて巻き返しを図るという。
年金問題追及だけで政治家になれた長妻という一国民が、年金担当大臣になって何一つ解決できず官僚に懐柔されたのにその反省もなく今度の選挙で生き残り、いまや民主党建て直しの主役のようにもてはやされてテレビの常連となって愚にもつかない事をしゃべりまくっている。
首相失格の人物が選挙民から拒否されたのに比例復活して再度挑戦するという。
いずれも国民をなめているとさひか言いようがない。
その一方で勝ち誇った安倍自民党の組閣は12月26日であるという。
それまでにじっくりと政権構想を練るという。党首会談を重ねるという。
そんな贅沢が許されるのか。
東京都知事でさえ選挙後はすぐに東京都知事の仕事を始めている。
なぜ選挙で負けた時点で即刻退場しないのか。
なぜ選挙が終わったらすぐ仕事を始めて納税者の付託に応えようとしないのか。
なぜ国民はそれを政治家に強く求めないのか。
見ているがいい。これからの政治報道は落選者の悲哀とか当選者の喜びだとか、初登庁した時の風景だとか、そんな事ばかりを報道するだろう。
来年の参院選挙に向けた政局の動きばかりを報道するだろう。
しかし選挙は政治家たちにとってはドラマかもしれないが毎日の生活に必死の国民にとってはどうでもいいことだ。
そんなことよりもこの国の経済や国民の暮らしに直結する正しい政策を一日もはやく実現しろということだ。
ただでさえ税金を使って政治を真空にした二週間だ。
いやそれ以前の政局の混乱でこの国は政治不在、政策不在がばがく続いた。
その間にも日本は何の不都合もなく動き続けた。
日本を動かしているのは国民一人一人なのだ。
その国民の稼いだ金を使って好き放題をしながら何ひとつ問題を解決できなかった。
そんな政治や政治家そのものが無駄遣いということだ。
そんな政治を否定してまったく新しい政治をつくることができるということを国民に証明しようとするのがインターネット政党構想である。
カネを使う事なく、選挙のたびに馬鹿馬鹿しい騒ぎと税金の無駄遣いをする事なく、自分のためではなく国民のために役立つ政治。
権力を持った者が権力を濫用し、その一方で正直者が馬鹿を見る、そんな世の中の不正義を許さない政治。
能力的にも人格的にもおよそ一般国民以下であるのに比例代表となって知らないうちに政治家になれる政治。そんな馬鹿げた政治を否定する政治。
そんな政治をインターネットを駆使してつくる。それが私がかねてから提唱しているインターネット政党構想の真骨頂である。
インターネット政党という名前にはこだわらない。
その構想の具体的内容はいろいろな考えがあるだろう。
それを立ち上げるまでの困難な障害はいくつかあるだろう。
来年の参院選までに間に合わない懸念も指摘されるだろう。
しかし実はそんなことを考える事自体がすでに既存の政治にとらわれている証拠なのだ
その気になれば選挙の直前でも立ちあげられる。
必要なものは何も要らない。このどうしようもない政治を打破するための無償の情熱と知恵だけである。
オキュパイ 永田町 オキュパイ 霞ヶ関 である。