まあワクチン含めて時期というものがあって、感染症発生予想とのずれ、ワクチン供給のタイミングのずれ、世界とのずれなどで、どうしても正確な予想は難しく、破棄といった事が起きます。それこそタミフル備蓄も同じようなことがおきており、期限切れの薬剤が捨てられます。
今年のインフルエンザワクチンも足りない時期が多かったのですが、後半は在庫が余ってしまいました。このような感染症管理は本当なかなか予想通りはいかず難しいものです。
>「それをまた“税金のムダ遣い”、って怒られたりして。危機管理、って絶対、ムダな部分を含めてやっとかないと、いけないということを本当は今皆で学んで(いかないと)」と国民側も危機管理に伴う“ムダ”な部分への理解を深めておく必要性を説いた。危機管理においても無駄をどこまで減らすかは大切な事です。そして政府を叩く時にはこの無駄を指摘することが構図としてどうしてもわかりやすいです。しかしこのような薬、ワクチンは足りないより余った方がいいことは命の面において間違いありません。今回の医療逼迫も医療費用の無駄という名前で現場に余裕を無くした事が招いたことと10年以上前からずっと思っています。それこそ小泉、竹中、橋下の時代の保健所縮小が今のコロナの蔓延を生んでいます。
ある意味余裕がないと危機管理なんてできないものです。