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投票日の翌朝 見えてきたもの

総選挙、自民・公明合計で325議席という結果となった。第一党の自民党の議席は294、第二党の民主党は57で、その差237議席。戦後の憲政史上、第一党と第二党の議席数の差という点では今回がいちばん大きい。

ただ、それほど自民党・公明党に対する支持が高まったのか、といえばそれは違うのかもしれないと思う。

というのは、比例代表の議席を見てみると、自民は前回が55議席だったのに対し今回は57議席、と2議席しか増えていないのだ。公明は前回が21議席で今回が22議席、と1議席増。比例で「自民」「公明」と書いた人の数はそんなに変わっていないのだ。

一方、民主党の比例代表の議席数は前回が87議席だったのが今回が30議席、と57議席減。
その分が維新の会(今回40議席、前回は維新と書いた人はゼロなので、40議席増)とみんなの党(前回3議席で今回14議席、と11議席増)に移った、といえるのではないか。

そこは自民党の幹部の方たちも重々承知しておられるようで、選挙結果が明らかになった後の発言をみていても郵政選挙の大勝後のような高揚感は感じられなかった。選挙が終わった、というよりは来年の夏には参議院選挙があって、今回の選挙はその参議院選挙も含めた一連のキャンペーンだと考えておられるのかもしれない。

僕がいま新しい政権に望むのは、物事を前に進めてほしい、ということだ。
この数年間、いろいろ言われながらも与野党協議で進めてきた事柄もたくさんある。社会保障と税の一体改革もそうだし、原子力規制のあり方などもそうだ。

共産党以外のほとんどの政党が与党を経験したことがある、という中での政権運営なのだから、ただ、否定する、足を引っ張る、だけでなく、これまで積み上げてきたことも生かしながら現実的に前に進めていく、ということをぜひお願いしたいと思う。

一つだけ改善してほしいことがある。
民主党政権時代3年間、僕らが民主党関係者や政府の府省の政務三役などに面談をお願いするときには、二つのルールがあった。一つは民主党の地元県連を通すこと(ただし、これは後にフレキシブルになった)、もう一つは政府に要望・陳情する際には必ず事前に民主党本部の要望・陳情対応本部を通してそこにお願いすること、だった。もちろん、それぞれ意味のないことではなかったが、手続き的には煩瑣だった。

それ以上に困っていたことは、「アポが前日にしか取れない」こと、だった。
政権交代直後は、たしかに超のつく忙しさ、だったと思う。そういうルールにせざるを得なかったと思うが、3年間ずっとそれが続いた。だから、どういうことが起きるかというと、日程があまり詰め込めないのだ。せっかく東京に行くからにはできるだけたくさんの仕事をしたいのだが、何時に誰と会えるか、ということが東京に行ってみないとわからない、というようなこともあって、日程を組むのに苦労をした。

このアポ入れの部分だけは改善してほしい。以前の自民党政権のときには、1か月前くらいに連絡してもアポを入れてもらえていたのだから。

なお、僕が昨日の月曜日、記者からの囲み取材に答えた詳細はココ ↓ 。
http://www.saga-chiji.jp/hatsugen/comment/12-12-17.html

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