- 2021年03月19日 14:59
子どもに生理をどう伝える!? 子どもの生理が始まりそうな時に親が知っておくべき5つのポイント
1/2女の子のママなら誰しも気になる「子どもの生理」について。いつかその時は来ると知りつつも、話をするタイミングが分からないという親御さんが多いのではないでしょうか。実は、早い子では10歳で生理がくる子もいると知っていましたか?
生理の前兆を見逃さず、その時が来たらどう対処すべきか。さらに、親子で正しく理解して、わが子に分かりやすく伝えるコツを、産婦人科医の宋美玄先生にお聞きしました。先生が娘さんに生理のことをわかりやすく伝えるために書かれたという著書『生理だいじょうぶブック』(小学館)も必見です!

この記事のポイント
- ポイント1 子どもの生理は何歳から?
- ポイント2 生理の前にはサインがある
- ポイント3 あいまいにせずきちんと伝える
- ポイント4 こんな生理には注意!
- ポイント5 生理のトラブルと対処法を知っておく

教えてくれた宋美玄先生。ご自身も女の子を持つ親でもあります。
ポイント1 子どもの生理は何歳から?
大人になる体の準備が進んできたら、はじめての生理がくる頃。ユニ・チャーム調べによると、10~14歳頃と個人差あり、早い子では3年生で初潮を迎える子もいると言います。
まずは、精神的にマセている子や背が高い子から順番に生理になるわけではなく、人それぞれであるということを教えてあげましょう。「同じ年でも身長や体重、性格だってバラバラ。だから生理も人それぞれなんだよ」という風に。ただし、高校生になっても生理がこない場合は、病気の可能性もあるので一度婦人科を受診しましょう。
発達が早い子の場合は、8歳以前に第二次性徴が始まる「早発思春期」に当てはまれば専門医に相談!が得策です。なぜなら低身長のまま発育が終わる心配があるからです。
8歳以降であれば、乳房発育などの第二次性徴が始まった頃から成長を肯定的に捉え、下着を選んだり、異性の同居家族などからよりプライバシーを守るように配慮してあげましょう。体が早めに女性らしくなっていくことに対して、母親が否定的でなければ、子どもは安心できることが多いんです。
アドバイスというよりは、大切なのは、体の成長を肯定した態度を取り続けること。
反対に、15歳になっても月経が来ないようなら専門医へ。初潮は遅い方が身長も伸びるし、月経にわずらわされない。また子宮内膜症や婦人科がんのリスクも下がるんですよ。思春期に妊娠を望んでいる人はほとんどいないので、早く来るメリットは別にないと、私は思います。「ラッキー!」くらいのニュアンスでいいと思います。

「生理が遅いのはラッキー!」くらいの気持ちでポジティブに考えましょう。
ポイント2 生理の前にはサインがある
体脂肪が増え体形がふっくらしてきたり、胸がふくらみアンダーヘアが生えてきたりすると、生理が近づいているという体のサイン。他には、胸にしこりのようなものができて痛くなったり、オリモノが出たりすることもあります。
中でも、オリモノの知識がないと、
「お漏らしじゃないのに下着が濡れて気持ち悪い」
「乾くと黄色っぽいし、甘い酸っぱい匂いがして友達に気づかれないか心配」
と不安がる子もいるので、オリモノの性質を理解しておくことは重要です。
オリモノは膣や子宮の分泌物が流れ出てくるもので、細菌感染を防いで膣の中を清浄に保つという役割があるということ。白っぽいものや黄色っぽいもの、茶色っぽいもの、サラサラ、透明でトロっとしているなど、酸っぱい匂いがするなどさまざまありますが、どれも正常であることを伝えておきましょう。気になる場合はオリモノシートを活用して、いつもと違うなど感じた場合は婦人科へ。
と言っても、これらのサインが出てすぐに生理が来るとは限らず、1年くらいサインが続いてから始まる人も。そろそろかもと思ったらナプキンを持ち歩くようにすると安心です。持ち歩き方ですが、「ポケット付きのハンカチケース」にしのばせておくのがおすすめですよ。
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