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安倍総裁が勝ち取った勝利:気を引き締めて難局に対処

 総選挙が終わった。結果は自民・公明合わせて衆議院の三分の二を超える圧勝であった。
 しかしこの結果は手放しでは喜べない。自民党が評価されたというよりも、民主党のここまでの政権運営があまりにも酷すぎ国民にそっぽを向かれたことと、維新をはじめとする第三極対しても手腕が未知数との不安が消えず、その結果自民党が選ばれたという面が強いからだ。
 しかも民主党がメチャクチャにした外交や経済の立て直しは、並大抵の仕事ではない。
 自民党は勝利に浮かれることなく、気を引き締めて今後の政権運営に当たって行かなくてはならない。

 しかし、安倍総裁には今後自信を持って政権運営に当たって欲しい。
 なぜならば今回の勝利は、全候補者の努力と自民党を支持して下さる方々の大変なご尽力の上に成り立っていることは当然のこととして、一方で安倍総裁自身が勝ち取った勝利でもあるからだ。

 前安倍政権は、小泉さんが郵政選挙で圧勝した議席の上に成り立っていた政権だった。その前段の総裁選も、全員が人気のある安倍さんに乗っかってくる無風選挙であった。

 しかし今回は違う。総裁選は安倍さん自らが批判や派閥の反発を押しのけて出馬し、厳しい情勢をひっくり返して勝利した。
 さらに国会の論戦や戦術を通じて野田総理を解散せざるを得ないところまで追い込み、そして選挙では戦いの先頭に立って、声を嗄らせて各地の応援に走り回るなど、頑張った。

 安倍総裁は、今回は誰にも遠慮する必要はない。誰かのお世話になって総裁になったわけではない。衆議院の議席も借り物の議席ではなく、自ら勝ち取った議席だ。
 思う存分、自分の信じる政策と政権運営に邁進して欲しい。

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