- 2021年03月17日 17:20
有名店で「Go To イート」による不可解な大量の食べ残し 謎に迫る9つの考察
1/2「Go To イート」のポイント利用期限が延長
昨年末の新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、食事券の新規発行が一時停止されたり、既に発行された食事券やオンライン飲食予約ポイントの利用を控えるように呼びかけられたりしました。
せっかく飲食業界が盛り上がっていましたが、「Go To イート(Eat)」は半端な形で尻すぼみしてしまった印象を受けます。
オンライン飲食予約のポイント有効期限は2021年3月31日までとなっているので、自粛との兼ね合いで困っていた人もいるでしょう。
しかし、3月31日まで予約すれば6月30日まで利用できるとアナウンスされ、救済策が講じられているのは評価できるところです。
粗はあったが飲食業界を盛り上げることに
「Go To イート」は全国各地で食事券の開始がバラバラになったり、オンライン飲食予約でサイトによって仕様に差があったりするなど、当初は粗が目立ちました。
しかし、結果的には飲食店へ訪れる人が増えたことから、飲食業界にポジティブなインパクトを与えたよい施策であったと思います。
有名店でほとんど食べずに退店
「Go To イート」が活気を呈していた頃、あるひとつのニュースが気になりました。
・【衝撃画像】孤独のグルメ出演店のGoToEatトラブルでブチギレ大激怒 / 料理食べず帰る客の言葉「個人の自由ですよね?」(バズプラスニュース)
西荻窪にあるモロッコ料理店でのこと。「Go To イート」のオンライン飲食予約のキャンペーンで付与されたポイントを使って、男女のふたり客が来店したといいます。
料理が運ばれて来ますが、なぜかほとんど手を付けません。食べないのでスタッフが持ち帰るか尋ねると「いいです」と拒否。料理を残した理由を訊くと「個人の自由ですよね?」と答えたのです。
人気ドラマ「孤独のグルメ」のシーズン5でも紹介された有名店。加えて、客の行動が不可解であったことから、TwitterなどのSNSで大きな話題となりました。
どうして客がこのような行動をとったのか、考察したいと思います。
モロッコ料理は洗練された料理
本題に入る前に、モロッコとモロッコ料理について紹介しておきましょう。
モロッコは地中海に面した国であり、ポルトガルやスペインに対峙しています。西から順番に列挙すると、モロッコ、アルジェリア、チュニジアは北アフリカに位置しており、アラビア語で西を意味するマグレブと総称されています。
この地域の料理であるマグレブ料理は、アフリカの食材が使われていながらも、ヨーロッパの洗練された薫りが感じられるということから、独特の食文化を形成。野菜やスパイスをふんだんに用いていながらも、辛味はなくて食べやすくなっています。代表的な食べ物として挙げられるのは、クスクス、タジン鍋、ブリック。
モロッコ料理は美食料理として知られており、クミン、パプリカ、サフランといった上品なスパイスが使われています。牛肉と羊肉がよく食べられており、他のアラブ料理とは違って、あまりヨーグルトが用いられていないのも特徴的。緑茶を飲む習慣もあるので、日本に通ずるところもあるでしょう。
日本人からすればモロッコ料理と聞いても想像しにくいかもしれませんが、日本でも十分に受け入れられる要素があるのです。



