菅首相は、昨日5日、新型コロナウイルス対応で、東京、神奈川、埼玉、千葉の4都県に出している緊急事態宣言の再延長を決め、記者会見を行いました。
2週間の延長を「大変申し訳ない。心よりお詫び申し上げる」と陳謝しました。菅首相は、このところ謝ってばかりの印象がありますが。決定後の記者会見は1時間10分あまりにわたり、質問を切らずに丁寧に答えていたのは、よかったと思います。
この記者会見の司会役としてデビューしたのが、辞職した山田真貴子前内閣広報官の後任に就いた、小野日子(ひかりこ)さんです。小野さんは、外務副報道官をしていて、抜擢された、とのこと。史上2人目の女性内閣の広報官として、この会見を回しました。
首相の冒頭発言の後、フリーランスも含めて15人の記者を指名し、1人1問で追加質問は控えるよう求めました。山田前広報官もそうしていましたが、各社の記者を名前で指名していて、ちょうど21時のニュース番組の時間で私も見ていましたが、よい印象でした。
「女性で初めて」「史上2番目の女性」などといわれない、女性が様々な職に就くことが、当たり前な日本になってほしいと思っています。