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東北新社の官僚接待を批判-福島党首が前内閣報道官問題で指摘

(社会新報2021年3月10日号2面より)

社民党の福島みずほ党首は2月24日、参院議員会館で記者会見を行ない、総務省の接待問題に関連し、菅首相の長男、菅正剛氏の証人喚問を強く求めると表明した。

この日はまず、2月21日に開催された党の全国代表者会議について言及。「新執行部に女性をもう一人迎えた。さらにもう一人、女性を内定しており、これで女性4人、男性4人の半々で足元からジェンダー平等の政党をつくっていく」とした上で、「全国から意見、質問があり、非常に元気が出る会議になった。パワーアップし、多様性を大事にしながらしっかり頑張っていく」と胸を張った。

続いて、東北新社に勤める菅正剛氏らが総務省の官僚を高額な食事で接待していた問題を取り上げ、「接待をされた当時、山田真貴子内閣広報官(1日に辞職)は放送の許認可を扱う審議官だった。許認可の担当者と、そのことを頼みたい人が、こういう形で会っている。まさに利害関係者であり、こういうことは決して許してはならない。会合そのものが公平性透明性を踏みにじっている」と強く批判。「しかも、この問題は放送、報道に関わっている。もし接待を拒否すれば父である首相・官房長官の機嫌を損なうかもしれず、正剛氏が放送をめぐる許認可権に関して総務省にある種の圧力をかけたとも考えられる。安倍政権、菅政権が報道をコントロールしようとしていることの表れではないか」と指摘した。

「報道の自由」を侵害

さらに、「正剛氏に許認可について便宜を図ったかに思われる山田氏を、首相が内閣広報官に抜擢(ばってき)したとも見える。自分たちにとって都合のよい人を抜擢し、そうでない人を排除する姿勢が表れている。山田氏は、菅首相が(『ニュースウオッチ9』に)出演した後、NHKに電話をしたといわれる。電話で(有馬キャスターの質問に対し)抗議したのなら、報道の中身に介入し、どう喝していたことになる。有馬キャスター降板との因果関係についても、報道の自由の問題であり、究明していかなければならない」と述べ、「菅首相と長男の問題は、報道の自由に対する権力からの懐柔コントロールという問題かもしれない。大きな問題であり、社民党もしっかり取り組んでいきたい」と表明した。

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