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マレーシア中銀、政策金利据え置き 第2四半期以降の回復予想

[クアラルンプール 4日 ロイター] - マレーシア中央銀行は4日、政策金利を過去最低の1.75%に据え置いた。最近始まった新型コロナウイルスワクチン接種の進展が消費者や企業の心理を上向かせ、景気回復に寄与するとみている。

ロイターが今週まとめたエコノミスト調査では、15人中11人が据え置きを予想し、4人が25ベーシスポイント(bp)の利下げを予想していた。

政策金利の据え置きは4会合連続。中銀は昨年、合計125ベーシスポイント(bp)の利下げを実施した。

中銀は、第1・四半期の経済データには、1月に実施した感染拡大防止のための行動規制の影響が出ると予想されるが、第2・四半期以降は世界的な需要回復や、官民の投資拡大、政策支援の継続で上向くと予想。

「国内でワクチン接種が始まったことも心理や経済活動の改善につながる」と述べた。

昨年は、感染対策の影響で5.6%のマイナス成長だった。

政府が昨年11月示した2021年の成長率予想は6.5─7.5%。地元メディアによると、ザフルル・アジズ財務相は先月、政府予想を達成できそうな状況にあるとの認識を示した。

中銀は、成長見通しには依然として「下方リスク」があると指摘。その主因として、新型コロナのパンデミック(世界的な大流行)とワクチン接種における課題を巡る不透明感を挙げた。その上で、「中銀は政策手段を適切に活用することにコミットしている」と付け加えた。

キャピタル・エコノミクスは、インフレ率の高止まりとワクチン接種開始の遅れが景気回復に影を落とす可能性があるとの見方を示す。同社のアジア担当エコノミスト、アレックス・ホルムズ氏は「経済の先行き見通しがはかばかしくないにも関わらず、今日中銀が利下げを行わないと決定したことから、一段の利下げの可能性は低下した。ただ、景気回復の足取りは鈍く変わりやすいため、金融政策は当面、極めて緩和的な状態に保たれることになる」と述べた。

*内容を追加しました。

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