昨日の毎日新聞5面社説に「菅首相の政権運営 官邸の機能不全が心配だ」との見出し記事がある。
国会の一番の仕事である今年度予算も衆院を通過し、年度内成立が決まった。何を持って「機能不全」と言うのか首を傾げざるを得ない。
記事の中に「与党議員が銀座のクラブに出掛けた」とあるが、これはルールを守らなかった個々の議員の責任である。
山田広報官にしても先週までは仕事で名誉挽回するつもりだったが、日曜日体調不良で辞職のやむなきに至った。これとても菅総理の責任だろうか。「首相にものを言う人物が見当たらない」とも書いているが、総理動静を見ても司々の人と会っており、よく打ち合わせをしていると思われる。
この社説を書いた人にお尋ねしたい。「毎日新聞は何故発行部数が落ち込んでいるのか。会社が機能していないのではないか。一方的な偏った記事が多いのではないか」と言われたらどんな気持ちになるだろうか。
それなりの言い振り、配慮があってしかるべきではないか。無責任な報道は許されない。人の道、人としての矜持は、お互い忘れないで行きたいものである。
昨日のムネオ日記でも触れたが、福岡で5歳の男の子が餓死した事件で、母親の知人の女はパチンコ店に頻繁に通い、貯金を含め母親は1000万円を超えるお金を渡していたと報道で知り、何ということかと怒りが込み上げてくる。母親は何を考えていたのか。男の子の体重は同年代の約半分10㎏だったという。
「新聞から見る限り、知人の女赤堀美恵子は丸々している。食事をしばらく与えなくても命に別状はないだろう。男の子がどんなにかお腹を空かしていたかこの赤堀に思い知らせた方がいい。3食与える必要はない。目に物を見せてやってほしい」と私に言ってきた人がいた。私も憤りを禁じ得ない。
虐待は社会問題として国会で取り上げるべき問題と思うのだが。