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ユーロ圏総合PMI、2月改定値は48.8 二番底ほぼ確実に


[ロンドン 3日 ロイター] - IHSマークイットが発表した2月のユーロ圏の総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は48.8と、好不況の分かれ目となる50を大きく下回った。

新型コロナウイルスの流行で引き続きサービス業が打撃を受けており、ユーロ圏経済が二番底を付けるのはほぼ確実とみられている。

ただ、ワクチン接種への期待を背景に先行きに対する楽観度は3年ぶりの高水準に達した。

2月の総合PMI改定値は、速報値の48.1、1月の47.8を上回った。

上昇の背景には記録的な製造業の拡大がある。大半の工場はロックダウン(都市封鎖)下でも操業を続けている。

IHSマークイットのチーフ・ビジネス・エコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「事業活動は4カ月連続で縮小しており、ユーロ圏は二番底の景気後退に向かっている」と指摘。

「サービス業のうち、多くの接客業は新型コロナ関連の封鎖措置で引き続き厳しい状況にあるが、製造業が好調でロックダウン措置の経済全体への影響を軽減している」と述べた。

ユーロ圏経済は2020年第1・四半期と第2・四半期にマイナス成長に陥った。先月のロイター調査では、2020年第4・四半期と2021年第1・四半期も再びマイナス成長になると予測されている。

2月のユーロ圏サービス部門PMI改定値は45.7。速報値の44.7、1月の45.4を上回ったが、好不況の分かれ目となる50を大きく下回った。

企業は値下げを実施しているが、需要は7カ月連続で減少。ただサービス業の雇用は、わずかとは言え、2020年2月以降で初めて増加した。サービス業の雇用指数は50.2、前月は49.8だった。

欧州連合(EU)ではワクチン接種が遅れているが、今後普及が進むとの期待が浮上しており、楽観度を示す総合先行き生産指数は67.0と、前月の64.2から上昇した。

ウィリアムソン氏は「ワクチン配布成功への期待と新型コロナ関連規制の大幅な緩和を背景に、企業信頼感が3年ぶりの高水準に上昇した」と述べた。

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