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3月1日予算委員会での辻元の質疑全テキストです。

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3月1日予算委員会での辻元の質疑全テキストです。

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○金田委員長 この際、辻元清美君から関連質疑の申出があります。枝野君の持ち時間の範囲内でこれを許します。辻元清美君。

<次の緊急事態宣言の解除は、総理の進退が懸かるぐらいの判断。「想像していなかった」は通用しない>

○辻元委員 立憲民主党の辻元清美です。
総理、今、3月7日の緊急事態宣言の期限が来ます、最終的には私の責任で判断するとおっしゃいました。7日、迫っているんですけれども、いつ頃、判断がデッドラインだと思われていますか。

○菅内閣総理大臣 それは、今の時点で明確に申し上げることは控えますけれども、そんな直近であってはやはりならないと思っています。

○辻元委員 日曜日なんですよね。いろいろな人、解除されるかどうかということでいろいろな段取りが狂ってきますから、週の半ばぐらいかなと私は思っております。

やはり、この間、尾身会長の記者会見ですね、大阪などを解除するとき。相当緊迫していたというか、ちょっと怒っていたような感じもしたんですよ、私。専門家の話を聞いてほしいなと、私も慎重な意見を言いましたとおっしゃっていて。総理は今、最終的には私の責任で判断しますと、たった今ここでおっしゃいました。そこで、私、今回の判断というのは、オリンピックも懸かっているし、総理の進退が懸かるぐらいの判断やと思うんです。

なぜこんなことを言うかといいますと、年末、どんどんどんどん、GoToとかをやっていて数が増えてきた、そして東京が1300人になったときに、総理がテレビに出ているのを私は見たんですよ。そうしたら、驚きましたと、想像していなかったとおっしゃったんですね。そして、1ヶ月で解除できなかったらどうしますかと問われて、仮定のことは考えないとおっしゃったんですよ。私、これを見て大丈夫かなと思いました。

総理は、もう官房長官も総理も、この新型感染症の問題は1年間対応してこられていますから、もう今度は、解除したら、こんなことは想像しませんでしたとか、仮定のことは考えないというのは通用しないと思うんです。

そこで、総理にちょっと念押ししておきたいと思います。私の決断で最終的には決めるとおっしゃった。専門家の方は相当慎重ですね、今。そこで、どういう決断をされるのか。解除して、再度また第四波が来て緊急事態宣言を出すような事態になったら、私、もう想像できませんとは言えない、総理のやはり政策の失敗になってしまうと思います。

そこで、総理に覚悟を聞いておきたいんです、今度の解除の。場合によっては総理の進退が懸かるくらいの責任が生じる、今回、全面解除するときはそれぐらいの覚悟で決断するということでよろしいですね。

○菅内閣総理大臣 これは、どうするかということは国でルールが決まっていまして、専門家委員会の皆さんから構成される諮問委員会の中の意見を聞いた上で、最後は私が内閣総理大臣として判断をいたします。( 辻元委員「覚悟、覚悟。進退を懸けて」と呼ぶ)
私は、常に覚悟を持って政治を行っています。

<あまりに少ないワクチン配分量。世田谷区はわずか132人分、100歳以上の高齢者は500人以上、一体誰に案内を出せばいいのか>

○辻元委員 ちょっとワクチンについて、河野大臣、寝ていないよね、下を向いているだけね、伺いたいんです。

ワクチンがどうなるかというのが大きな決め手になるじゃないですか。それで、ワクチンは1回接種なのか、2回接種なのか、ファイザーのワクチンについて。田村大臣は2回ですよと言っています。やはり国民の間で不安が広がっているんですよ、何か数が足りなくなったら1回にされるんちゃうかなと。

ですから、ここは総理、ファイザーのワクチンについて、田村さんは2回だと国会でもおっしゃっていますので、総理の口から、ファイザーについては2回接種で日本はいきますと表明しておいてもらえますか、みんな心配していますから。どうぞ。

○菅内閣総理大臣 そういう方向で河野大臣のところでも準備をしています。

○辻元委員 いや、方向じゃなくて、2回でいくということだと思いますよ。だって、一回しか打っていない人と2回の人となったら不公平ですよね。ですから、2回と決めたら、もうこれでいくしかないんですよ。

河野大臣にお聞きします。苦労されていると思います。6月までに高齢者の接種の見通しが少しずつついてきたようなんですけれども、これは、オリパラが始まるまでに、地方自治体にも頑張っていただいてワクチン接種は終わらせたい、そういう見通しであるということでよろしいですか。

○河野国務大臣 何回も申し上げておりますように、オリンピック・パラリンピック、スケジュールには私は考えておりません。6月末までに、ファイザーとの交渉の結果、自治体に対して高齢者が2回接種できる分のワクチンの供給ができる、それだけの確保ができそうだということでございます。

今、自治体は、それぞれ接種体制を構築してくださっておりますので、実際のワクチンの供給は、自治体がワクチンを打ち始めたときにワクチン切れを起こさないように、しっかりとそのスピードに合わせて供給してまいりたいと思います。

○辻元委員 なぜこういうことを申し上げるかといいますと、熱中症が心配なんです。高齢者の接種が夏までかかってしまうと、ワクチンの副反応に発熱というのもありますね。高齢者の方が打ちに行って、帰りに熱中症で倒れるとか。ですから、これは夏までにきちんと行うということでないと、夏にかかると本当に危ないと思っているんです。

全国知事会で、2日前にいろいろな意見が出ました、総理。全国知事会の皆さん、厳しい意見も出ていましたよね。その中で、ワクチン接種について一番ちょっと何とかしてよと言っているのはどんな意見だったと思いますか。総理、いかがですか。総理が把握している範囲で結構です。

○菅内閣総理大臣 日程だったと思います。それと、あとはお金じゃないでしょうか。

○辻元委員 そうなんですよ、やはり日程なんですよね。それと、数が最初少な過ぎるという話です。河野大臣、4月12日からワクチン接種を始めるということなんですけれども、例えば東京ですね。

東京は2000ですよね、東京は2000人分、分配、1回目は、なんですよ。例えば、今、これは12日から始めると言っていますけれども、私、東京23区で一番大きな世田谷区、もしも、この東京都の2000、最初の配分分が人口比で割られたとしたら、都道府県はいろいろな方法で今模索していますけれども、最初の第一便、人口比で割ったら、23区で一番人口が多い世田谷、何人分ぐらい配られるか分かりますか。分からなかったら分からないでいいですよ。ちょっと、一応、何か。

○河野国務大臣 最初の配送は、各都道府県に1箱、人口の多い東京、神奈川、大阪は2箱配送いたします。

我々としては、どこか一つの自治体を選んで、そこで、配送がしっかりできるか、システムがきちんと動くか、予診にどれぐらいの時間がかかるか、あるいは打つ場所を出すための洋服を脱いだり着たりするのにどれぐらい時間がかかるか、そういうものを試していただきたいというふうに思っておりますが、都道府県によっては、一つの自治体ではなく、もう少し小分けにしたいというところもあるようでございます。

○辻元委員 例えば、その2000なんですけれども、人口比で割ったら、世田谷に分配されるのは132人分しかないんですね。今、それぞれの自治体は、どういうようにすればいいかなと。第二便を分配したとしたら、大体500人分なんですよ。一つの自治体にするというのも方法なんですけれども、余りにも数が少な過ぎると。

実際、こういう声が来ています。どこかで接種が始まっちゃうと、それが、高齢者の接種が始りましたと、ばっと報道されるじゃないですか。そうすると、全く接種券が配られていないところの方々は、何で私は高齢者なのに接種券が配られないのというように、クレームというか、それぞれの自治体の窓口がパンクするんじゃないか。

ところが、余りにも、例えば人口で割って132人分、1回目にもらっても、一体誰に案内を出せばいいのか。100歳以上の人というようなことをおっしゃっていますけれども、世田谷だけでも500数人いらっしゃるらしいんですね。今、そういう問題が起こっているんですよ。

河野大臣にお聞きしたいんですけれども、私、昨日かおととい、河野大臣がテレビに出ていらっしゃるのも、いろいろな知事さんから、ちょこっちょこっと配るんじゃなくて、やはり一定の数量を確保して配ってもらうとか、全国津々浦々に配るんじゃなくて感染者の多いところから配ってもらうとかしないと、実際、4月の12日から高齢者の接種を行いますといってスタートさせるけれども、それが何で私のところには来ないんだと混乱の元になると、自治体から非常に大きな困惑の声が届いているんです。そういう声を聞いていらっしゃいますか。

○河野国務大臣 22日に、知事会、市長会、町村会から、確実に、少しずつ検証しながら拡大をしろという提言をいただいております。

当初一箱、その次に5箱というのは、まず最初に、先ほど申し上げましたような様々なシステムがしっかり機能するかどうか、それを検証しながら拡大をしていこう、そういうことでございますので、一つの自治体、次は五つの自治体でそういうチェックをしていただく。どこの自治体でやるかは、都道府県知事にお任せをしております。

ただ、都道府県の中には、先ほど申し上げましたように、更に小分けをしてということを考えていらっしゃる。それは恐らく都道府県内の公平性というようなことを考慮されているんだろうと思いますので、それはそれで結構でございますが、しっかりとシステムが機能するかどうかというようなことを検証しながらやはり広げていくというのが一番いいんだろうと思いますし、3団体からもそのような提言をいただいているところでございます。

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