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  • mkubo1

イタリアの株式市場は急落、国債利回りは上昇・・・

今日は、寒かったですね。

「冬が来た!」って感じがしました。

さて、欧州ですが、予想通り、イタリアの株式市場は売られています。

イタリアのMIB指数は、3.26%下落(日本時間1910分)しています。

同時刻にスペイン(IBEX35)は1.65%下落、ドイツ(DAX)は0.4%下落ですから、イタリアが突出しているのがわかります。

そして、10年債も、イタリアは4.81%(前日比+0.283%)、スペインは5.61%(前日比+0.156%)、ドイツは1.28%(前日比-0.018%)です

イタリアは、モンティ首相の構造改革路線が継承されるかどうかという問題があり、総選挙(2月予定)の前に、積極的に、イタリア国債を買ったり、イタリアの株を買ったりというのは、手控えられますね。

ギリシャが何とかなりそうな直後だけに、「気勢が削がれる」とは、このことなのでしょうね。

というのも、ギリシャのユーロ離脱リスクやデフォルトリスクがほとんどなくなった今、イタリアやスペインのテールリスクも、ほとんどなくなっているのです。

であれば、イタリア・プレムアムやスペイン・プレミアムは、縮小方向へと向かうはずなのですが、イタリアは、指導者が変わるので、どう変わるのかを見極めようということですね。

多分、多くの人は、改革路線が変わるとは思っていないのですが、政治リスクは、なかなか、取りにくいものですからね(しかも、イタリアですからね~)。

となれば、投資として妙味があるのは、スペイン国債買い+イタリア国債売りが短期的にはワークするかもしれません。

ユーロ圏は、金融緩和は、ほぼ既定路線であり、財政問題も(時間はかかるものの)切り離すのではなく、解決する路線を進んでいます(ギリシャですら救済)。

景気の問題はありますが、クレジット(信用)の問題は、徐々に小さくなる方向なのです。

そのクレジットの改善に大きく寄与したのがモンティ首相であり、それに対して、ベルルスコーニ前首相(反緊縮派の親分に担がれている)が、反旗を翻したのですね。

相手が相手なだけに、無視するわけにもいかず、マーケットも反応しているというわけです。

イタリアに限らないのですが、この構造改革路線派と反緊縮派の溝というのは、思いのほか深そうですね。

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