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Rakuten Linkを無理やり試してみる

先日書きました楽天モバイルの話。現状の実用性を考えたらAUローミングによる通信ができれば十分なのですが、お試しというだけでも楽天そのものの通信や電話、特に利用料無料をうたうRakuten Linkを使ってみたい、というのがわたしみたいな人間の性であります。

調べたところ、相変わらず我が家周辺はまだ楽天モバイルの回線は届いていませんが、2~3キロほど、急いで歩けば30分くらいで行ける場所まで回線は届いている、ということらしいのです。今年の夏までに人口カバー率96%を予定、とのことでしたから、急ピッチで範囲拡大に努めているようですね。

ただ、我が市の場合、人口の多い住宅地区と開発されて商店も多いオフィス街が後回しにされ、やや過疎化している旧市街地が優先されているという謎開発状況なのですが。

そこで先日、ちょっとスマホを持って楽天回線が来ている、とされているところまで行ってきました。うまくいけばRakuten Linkの設定ができるかも、と思ったからです。ですが、うまくいきません。いくらやってもAUにしかつながらず、楽天につながりません。回線の自動接続を切ってRakuten4Gに合わせてみてもAUローミングにつながってしまいます。機内モードを行ったり来たりしたり、エリアで再起動してもダメ。

ちなみにつながりやすくなるLTE Onlyをやめて初期設定に戻すと約10分おきに回線につながっては即断を繰り返す挙動が起こるのですが、この場合3~4回に1回くらいの割合で楽天回線を見つけることがあるので来ているのは確かなんですが、繋がってくれません。結局貴重な休日を一日潰して楽天回線を求めてさまよいましたが、まったくうまく行かずに諦めました。

我が地元みたいな開発中に地域ではAUの方が電波が拾いやすすぎてそっちが優先されてしまうのでしょう。特に今使っているZenFone MAX PRO M1はその傾向が強いようです。

うーん、困りました。自己満足に過ぎないとはいえ、回線整備が不十分な今だからこそやってみたいこともあるんだけどなぁ。なので仕方ありません、新しいスマホを買いましょう。接続料格安のサービスを使うために機械を新しくするのは本末転倒ではありますが、新しい機械を買うのはわたしのストレス解消にもなりますし。

本当はPCの中身とかそろそろ新しくしたいんですが、AMDのZen3はもうTDPが低めに設定された新型が出てもおかしくないくらい発売開始から日がたっているのに新型どころか最初に発売されたCPUですら軒並み入手困難という異常事態。

一方Intelの第11世代、Rocket Laks-Sが今月末くらいに出るという話もあります久々にアーキテクチャを変更したとかで使ってみたいんですが、これを買うのならZen3(出来ればAPU、まぁ当面無理か)と比較したいですしねぇ。と、いうわけでちょっとPC関連が買いづらい以上、モバイルのガジェットにお金を回します。

探したところ、良さそうなのはPOCO X3というスマホ。これは「楽天回線につながるらしい」「AUのローミングバンドには対応していないらしい」ということで実験には最適。欠点は国内正規流通版がなく、海外向けグローバル版を使うしかなくて、いろいろ問題がありそう、という点です。まぁいいか、と買ってしまいました。あくまで実験が主な購入目的です。

さて、届いたので(最初から保護シートとか貼ってあるし、一応レベルでもケースが付属していたりと好印象)、休みを利用してまた楽天エリアに行くことにしましょう。楽天SIMを挿してみますが、事前の調査通りAUのローミングしか使えない我が家ではつながりません。

その状態で各種ソフトをインストールしたのち、楽天エリアまで足を運びます。これまた事前の調査通り、楽天エリアで見事回線がつながりました。とりあえずブラウザを立ち上げてネットにつながっていることを確認しますが、大丈夫。そこで今回の主役、Rakuten Linkを使います。これは楽天の会員登録した時のメアドとパスワード、それと楽天の電話番号に届くSMSが必要になります。

うまくつながればこのRakuten Linkを通す限り、IP電話にはなりますが無料通話が可能になるという便利もの。さすがエリア内、無事SMSが届きました。そのうえ、こちらがコピペしなくても自動的にRakuten Linkにワンタイムパスナンバーが入力される新設設計。もちろんRakuten Linkを通してmineoのSIMの入った電話と送受信ができることが確認できました。

驚くべきことに、このRakuten Link、設定さえやってしまえば楽天もAUも受信できない、家の有線回線をWiFiルーターで無線化したものしか通信手段のない環境でも電話の送受信が可能です。送信はできると思ってましたが、受信ができたのは、事前に噂には聞いていましたが自分で試してみるまでは信じられませんでした。さすがに受信は電話回線で直接やると思ってましたので・・・。できて驚愕です。

つながるまで少し時間かかりますけどね。なので手持ちのmineoのdサービス契約をしたSIMの入ったモバイルルーターを「節約モード」にしておき、楽天SIMの入ったPOCO X3と一緒に持ち歩けば、ドコモ回線でつながる無料楽天電話、という奇妙な環境が実現します。

音質はお察し、レベルではあるでしょうが。なんならmineoのSIMもPOCO X3に指してうまく認識させられれば一台で完成するかも知れませんが、まぁ実用性が高くなるわけではないのでやめておきます。

ただし、さすがに楽天SIMを抜いてしまうとさしものRakuten Linkもつながりません。まぁ当たり前ですね。SIMを抜いて再起動し、Rakuten Linkを立ち上げるとまたSMSによるワイタイムパスナンバーを要求してきます。こうなったらまた楽天エリアまで行くしかありません。しょうがないので店を閉めた後、えっちらおっちら行ってきました。

ついでに回線速度も測っておきます。時間は22時、つまり夜10時に楽天エリアの、まぁ真ん中ではありませんがアンテナ表記は最大の場所です。もちろん4Gです。

上り 1.5Mbps  下り 8.6Mbps

という結果でした。地域によって違うでしょうが、わが地区においてはおそらく利用者は少ない~居てもAUの方で使っている人が多そう~でしょうからこれが現状の楽天の実力と言えます。MNOと考えると非力ですが、MVNO利用者視点で見れば高速とは言えなくても十分な速度です。少なくともわたしが合格ラインと考えているモバイルPCが特に不足なく使える速度、下り4Mbpsは超えているわけですから。

そうこうしているうちに、またドコモがahamoを適用前から値下げすると言い出したり、MVNO関連でも動きがあったりとモバイル通信におけるカオス状態は続いています。多くのSIMフリースマホで使えるわけではない、というつまらない部分はありますが、そこをクリアできるのなら楽天モバイルを料金節約のためにとりあえず契約しておく、というのはアリなんではないでしょうか。

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