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低収入ほど野菜不足らしい

という記事が話題になっていたようだ。
低収入ほど野菜不足…厚労省栄養調査

世帯の収入が少ないほど生鮮野菜の摂取量も少ない――。そんな傾向が6日、厚生労働省が発表した2011年の国民健康・栄養調査で明らかになった。    

 厚労省は、収入格差が日々の食生活に影響を与えている可能性があるとみている。

 

 調査は11年11月、東日本大震災の被害が集中した岩手、宮城、福島3県を除く44都道府県で実施。回答した3021世帯を、高収入層の「600 万円以上」、中収入層の「200万円~600万円」、低収入層の「200万円未満」に3分し、生鮮食品の野菜や肉などの1日当たりの摂取量を集計した。(読売新聞より引用)

ということらしい。まあ、たしかに野菜っていうのは結構高い。ヘルシーに昼ご飯はサラダだけにしようと思っても結構サラダ1パックが600円とか700円したりして。。。。妙に高いなあと思ってやめてしまうこともある。

もちろん、僕自身もそういうのを感じるから低収入だと野菜の摂取量が減って健康にマイナスの影響が出るというのはある一面では正しいだろう。こういうのを見て「低所得者はかわいそうだ」、「もっと所得の再分配が必要だ」と騒いじゃう人は結構多い。でも、別の側面からの説明もあるはずでそれも含めてもっと分析して考えないといけないのではないだろうか?

たとえば、運悪く低所得になってしまった人というのも世の中にはたくさんいるだろう。が、なるべくして低所得になったと言う人もかなりの数いるはずだ。努力をしない人、怠惰な人などなど・・・。そういう人の多くはそもそも健康を考えて野菜を摂るという習慣がないのではないだろうか?野菜なんて味気ないし。ハンバーガーのほうがうまいし安いし腹も満たされる。そういう感じの食生活の人が結構多いような気がする。

自分を律する心がある人。今は満足できなくても今の生活は苦しくても将来の健康や美容を考えて野菜を摂る人。こういう人はえてして高所得になる確率をより多く持っている人だと考えられる。昔であれば低所得者には健康に関する情報が行き届かないのだというのも一理あるだろうが、情報が氾濫している現代社会ではあまり考えられないだろう。

低所得だから野菜の摂取が少ないのではなくて、野菜の摂取をしないような人は低所得になりやすいと考えることも出来る。そしてそれはそれなりの説明力を持つと考えられれる。

あるいは、格差を叫ぶ人の中にはTPP反対なんていっちゃう人が多い。が、関税や非関税障壁の存在は明らかに日本の農産物の価格を押し上げている。もちろん、野菜は鮮度が重視されるからなかなか単純に輸入すればいいとはならない。それでもTPPなどの自由貿易協定で関税が撤廃されれば農産物の価格は下落し低所得者がより野菜を摂取できるようになるはずだ。

まあでも、そもそも野菜の摂取が少なくてもビタミン剤などで補うことも出来る。調理の仕方によってはビタミンなんて破壊されてしまうわけだし・・・。結局、人間の意識の問題で所得がどうなんだという話に持っていくのはまったくおかしいと思うのは僕だけだろうか?

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