新型コロナウイルスに対するワクチン接種について、昨日から河野担当大臣がテレビ報道に出演し語っているのを見ました。
その中で河野氏は、ファイザー社が生産設備の増強を今行っているために当面の供給が少ないこと、そしてその増強が春に終わる見込みなのでそれ以降供給が増えていくであろうとの見方を示しました。
自治体の皆さんは、高齢者の方々(3600万人)の接種体制を構築するべく懸命に取り組んでいらっしゃいますが、供給スケジュールが具体的に見えないことで大変苦労されています。
なぜファイザー社からの供給が、これを受ける契約をしている我が国側からして、こんなに見えづらいものになっているのか。
あるいは、供給を受けることを契約していると言っても、その内容が極めて曖昧なものなのか。その契約内容を政府に何度問うても、「答えられません」の一点張り。
河野大臣は、「国民の適切にワクチンに関する情報を伝える」と述べていますが、供給の源をなす契約内容をこんなに秘匿にしておいて、国民に納得のいく説明ができるのか疑問です。