2/19丹羽文科副大臣に緊急要望(文科省で)
「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条に、「日々勉強!結果に責任!」
をモットーとする参議院議員赤池まさあき(比例代表全国区)です。
緊急事態宣言が10府県で再延長され、経済が停滞する中で、経済的に厳しい方々への支援が急務となっています。
そこで、2月9日(火)、下村政調会長に緊急提言を行いました。①生活支援として緊急小口融資等の拡充、②事業者支援として、持続化給付金の再交付、③学生や子供支援として、現物支援等、④新年度に入って、経済的に厳しい方々への10万円の特別定額給付金の再交付等です。
https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12655842819.html
それを踏まえて、2月19日(金)、提言した③の学生や子供支援としての現物支援を具体化するために、文部科学省へ緊急提言しました。
要点は、筑波大学等が学生支援のために、民間の協力によって食料品を支援しましたが、それを好例として、各地の大学・短大・専門学校に対して、農業生産者等と連携して、業務用の在庫が増えているので、それらの食料品を大学等に提供して、学生を支援しようというものです。文科省と農水省が連携して、大学等を通じて、学生を食料品で応援しようというものです。
また、子供達に対しては、既に政府備蓄米を給食や子供食堂、子供宅配に提供しているのですが、そのことを各地学校設置者に周知して、さらなる活用を促すというものです。
丹羽副大臣に要望の説明を行う様子。
丹羽文科副大臣からは、実現に向けて早急に検討するとの言葉を頂きました。
提言全文は以下です。その実現に引き続き全力を尽くします。
●経済的に厳しい学生や子供への追加支援策強化の提言
一、 経済的に厳しい学生や子供逹に対して、緊急に食料品や食事の提供支援をはじめ、経済支援に取り組むこと。
二、 令和二年度予算として、学生支援緊急給付金の未執行分について、速やかに追加支援を行うこと。
三、 文部科学省や関係省庁は、地方公共団体に対して、農林水産省の政府備蓄米が学校給食用や子供食堂、子供宅配に活用できることを促すこと。
四、 日本学生支援機構においては、昨年実施した、民間からの寄付金による「新型コロナウイルス感染症対策助成事業」から、学生への食費等の支援を行う契機とすべく、必要とされる大学・短大・専門学校へ支援を速やかに行うこと。寄付金が不足した場合は、本予算から支援を行うこと。
五、 令和三年度予算が成立した場合、国立大学・高専、私立大学・高専については、運営費交付金や私大経常費に計上されている感染症対策強化分も活用できることを周知し、要請すること。また、子供逹に対しても、各学校設置者に対して、福祉部局と連携する等の格段の配慮をすべく依頼すること。
六、 公立大学・高専、専門学校については、地方創生臨時交付金等を活用して、緊急支援すべく、地方公共団体へ依頼すること。
七、 農林水産省と連携し、第三次補正予算に盛り込まれている国産農林水産物等販路多様化緊急対策事業等も活用しながら、生産者等の関係機関の協力を得て、学生や子供逹への支援を行うこと。そして、本事業等への協力について、学校設置者等にも周知すること。
令和三年 二月 十九日
自由民主党国会議員賛同者一同
緊急要望後に報道機関から取材を受ける様子(文科省で)