
しかしアスリートの皆さんの声、こういう状況だからこそ乗り越えて行かなければならないということをお伝えいただく中で、会長となり、東京都、政府と連携していくこと、立場が変わっても東京大会の開催に向けて前に進めていくには私が受けることが重要だと思い至り、決断した」と説明した。
・【映像】「全ての差別を撲滅するというオリンピック憲章をしっかり認識いただきたい」IOC委員の渡辺守成氏
また、森会長の女性蔑視発言をめぐる問題、さらに7年前の自身の行動についてセクハラ・パワハラとの指摘、会長に相応しくないのではないかとの声があることについては、「早急な対応が必要だ。今月内には新たな方向性をしっかり提示していきたい。具体的には組織委員会での女性比率を40%にし、多様性と調和をしっかり打ち出し、タスクフォースを立ち上げ、IOCにもIPCにも提言する。
そして自分の軽率な行動については、当時も、そして今も深く反省している。会長職を全うすることで、そして多様性、男女平等、オリンピズムの原則、オリンピック・ムーブメントを身をもって着実に進めていくことが、ご理解いただけることになるのではないか。非常に厳しい声があるのは受け止めている。一つ一つ解決していくには、自分自身が身を正し、多様性と調和を世界に打ち出していけるかにかかっていると思う。身を賭してこの場に来た、全力で取り組みたい」と話した。(ABEMA NEWS)
▶映像:「全ての差別を撲滅するというオリンピック憲章をしっかり認識いただきたい」IOC委員の渡辺守成氏