
[17日 ロイター] - 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は17日、2021年の米経済見通しについて、全般的に「かなり楽観的」との見方を示した。
新型コロナウイルスワクチンの普及により、抑え込まれていた需要(ペントアップデマンド)が年央にかけて顕在化することが見込まれ、年後半にはビジネス環境の正常化がさらに進むだろうと予想した。
現時点では公衆衛生への信頼感が最も重要な刺激になるが、コロナ禍の中では失業給付といった支援が後押しになると強調した。1月の小売売上高が大幅に伸びたことについては、政府支援の効果が大きいとした。