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対米従属からの脱却なくして脱原発はありえない

今度の総選挙はその主要なテーマが脱原発である。

それを皆が唱えるようになった。
しかしどの政党も本気でそれを実現しようとしているとは私には見えない。
というよりも脱原発の実現の本当の難しさについて脱原発を唱えるどの政党も気づいていないかのようだ。
脱原発の本当の難しさは新しいエネルギー源を見つけることとか工程表を示すとかのような問題ではない。
そのようなことは脱原発を政治決断すれば後は叡知を集めて必死で取り組めば出来ることだ。

重要な事は脱原発を政治決断することなのである。
そしてその決断は対米従属から自立しなければ出来ないのである。

きょう12月4日の毎日新聞は「脱原発問われる本気度」と題して極めて重要な記事を掲載していた。
私が注目したのはその記事の中に書かれていた次の部分である。
「・・・野田政権が『脱原発』方針を後退させたのは、原発立地自治体や電気料金高騰による産業空洞化などを懸念する経済界のほか、同盟国の米国から強い反発があったためだ・・・」
これは私が自らのメールマガジンで繰り返し書いてきたことだ。

そして脱原発の政治決定は、オスプレイ拒否に象徴される沖縄問題の政治決定と通底する。
なぜいつまでたっても沖縄問題が片付かないのか。

それは歴代のどの政権も沖縄県民を泣き寝入りさせて米国の要求に従おうとしてきたからだ。
沖縄県民という日本国民の悲願を米国政府に伝えそれを実現しようとする意思と覚悟を持った指導者が一人もいなかったからだ。

脱原発とオスプレイは表裏一体だ。
沖縄の苦しみは福島の苦しみと同じだ。
日本国民の叫び目をつむり米国政権の意向を優先する。
そのような日本の政治を否定し、日本国民の暮らしと命を最優先する政治の実現。
米国の手先になって動くこの国の官僚支配体制に終止符を打つ政治。

それを私は小沢一郎に期待しだからこそ応援してきた。
それは小沢一郎でも困難だろうと思う一方で、今の政治家では彼しかいないという期待を込めて私は小沢一郎を応援してきた。
しかしその彼が無罪が確定してこれから出番だという時に嘉田知事を担いだ時、私はそれをいぶかしく思った。

そして嘉田知事率いる日本未来の党の立候補予定者の最終顔ぶれを見て、深い失望をおぼえた。
これでは対米自立はできない。対米従属の官僚たちとは戦えない。
たとえ全員が当選しても何の役にも立たない。

総選挙後の政権は、どのような組み合わせになろうとも、日米同盟深化で見事に一致する政党たちの連立政権になるだろう。
本物の脱原発などありえない・・・

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