

2/12都道府県ごとの医療と感染状況 (出所:厚生労働省)
赤字がステージ4(感染爆発)、橙字がステージ3(感染急増)、青地が減少値
青地が全国的に増えて、赤字(ステージ4)が減って、橙字(ステージ3)に移ってきています。
感染は収束も、医療は大都市部ではあと一歩という状況です。
「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条に、「日々勉強!結果に責任!」
をモットーとする参議院議員赤池まさあき(比例代表全国区)です。
2月12日(金)、厚生労働省は、都道府県ごとの最新の感染と医療体制の状況を公表しました(標記図表参照)。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00035.html
それによると、1月8日からの緊急事態宣言が2月8日から3月7日までに延長されて、その効果もあり、全国的に感染は収束に向かっています。しかしながら、医療体制については、緊急事態宣言下の大都市部ではステージ4(感染爆発)の病床使用率5割以上を超えており、あと一歩という状況です。緊急事態宣言解除は時期尚早だという政府の判断はその通りだと思います。

ステージ4が緊急事態措置、ステージ3がまん延防止等重点措置 (出所:内閣官房)
本日2月13日(土)から先日改正された特別措置法と感染症法が施行されます。ステージ4(感染爆発)の緊急事態宣言を解除した地域を、ステージ3(感染急増)相当の「まん延防止等重点措置」を指定できるようになります。今後、病床使用率の状況を見ながら、事態宣言を解除して、次の段階での対応に移ることになると思います。
https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/kinkyujitaisochi_20210212.pdf
懸念は、変異株の流行です。
厚生労働省は、国内での変異株が発生したことを公表しました。英国発の変異株6例(滋賀1・兵庫2・新潟3)、また、ブラジル発の変異株1例(山梨1)が確認されたとのことです。全体の感染が収束に向かう中で、今後変異株の感染状況を注視していかなければなりません。
●ワクチンの準備状況は
国民からの期待が高いワクチン接種の準備状況ですが、厚労省の審議会が米国ファイザー製のワクチンが国内での安全性が確認されて使用が承認されました。
来週半ばから、まず全国約2万人の医療関係者へのワクチン接種が始まります。そして、65歳以上の高齢者、基礎疾患のある方々、介護関係者と順次拡大していきます。
いまだワクチンの供給や接種の日程が明らかにされておらず、政府に速やかな情報開示をお願いしているところです。皆様方の声を聴きながら、市町村にお願いして、ワクチン接種を着実に実施に移したいと思います。