「いきなり!ステーキ」などを展開する(株)ペッパーフードサービス(TSR企業コード: 292855524、墨田区、東証1部)は2月10日、2020年12月期(非連結)を発表した。新型コロナの感染拡大による休業や時短営業に加え、昨年7月に米国子会社の破産、店舗閉店に伴う43億400万円の減損などが響いた。ペッパーランチ事業の株式売却で73億2000万円の特別利益を計上したが、純利益は39億5500万円の赤字だった。最終赤字は3期連続。
2020年12月期(非連結)は、売上高310億8500万円(前期比53.5%減)、営業利益40億2500万円の赤字、当期純利益39億5500万円の赤字だった。3期連続の最終赤字だが、第三者割当増資などで20年12月期末時点は債務超過から4億5500万円の資産超過に転換した。
昨年8月にペッパーフード事業の株式譲渡や不採算店舗の閉鎖、希望退職の募集など経営の立て直しを急いでいる。2021年12月期の業績予想では、当期純利益5400万円の黒字を見込んでいる。
記事
- 2021年02月12日 17:06
ペッパーフードサービス 3期連続の最終赤字
- 東京商工リサーチ(TSR)
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