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改革、再起動。自民党を変え政治を変える。~選挙前最後のブログ~

 いよいよ明日が告示日、選挙戦が正式にスタートします。

 私は選挙は候補者を選ぶものではなく、ましてや候補者がお願いをして無理に投票してもらうものではなく、それぞれの候補者が示す未来のビジョンについて、有権者のお一人お一人が自分の未来を選択する、というものだと考えています。

 そして、だからこそ、候補者はビジョンを明確に示す義務があるとともに、有権者の方々に話を聞いてもらえるような信頼を得る努力を日常からしておく必要があるのだというのが私の考えです。

 そのような思いで、これまでもこのブログで、様々なテーマについての自分の考えを私なりに明確に伝えようと努力してきたつもりです。もちろん未熟者ですので、私にそれが十分に出来たとはいえないということも承知していますが。。

 そんな中で私が今回の選挙で示したいポイントを、全てでは時間が足りませんので、一つだけここに書かせていただければと思います。

 何よりも、私は政治のあり方を変えていかねばならないと思っています。これまでの政治のやり方は、例えば景気対策などを例にとっても、民間の活力を信頼せずに、税金から政治や政府が決めた公共事業などの特定の部分に資金を流していた、簡単にいえば景気対策というの名の業界対策が行われていた、という実態があります。

 私は政治がビジネスをするべきではない、政治がビジネスに過剰な介入すべきではないと思います。そうではなく、頑張る者が報われる、努力して成功した人間が敬意を払われる、そして何度でもチャレンジできる、といったビジネスをしやすくイノベーションを生みやすい環境を創ることこそが政治の役割だと私は思っています。

 だからこそ、これまでの大型の公共事業を軸とした景気対策のあり方を変えていかねばならないと思っています。もちろん地震対策や老朽化した橋やトンネルの補修は最優先でやらねばなりません。しかし、地方の道路を新設する、マクロ的には必要性が低い高速道路や新幹線を新たに作る、これは明らかに税金で、あるいは増税してまでやるべきものではありません。

 そのようなお金があるならば、むしろ、頑張る企業や個人が必要なところに投資が出来るように、自助でより強くなれるように、法人税や所得税の減税を行い規制緩和を行っていく、それこそが民間活力、日本の底力をフルに活かせる成長戦略のはずです。

 みなさまから税金という形でお金を取り上げて、政治家や役所が恣意的にお金を使うというやり方。高度経済成長の頃のようにインフラが足りなかった時代には乗数効果も大きかったはずですが、今の日本には適していないやり方といわざるを得ません。

 そして、今後人口が減少していく時代、日本のモノづくりを守っていくためには、国内の需要が減る以上は海外の需要を取り込むしかないはずです。海外のビジネスチャンスを勝ち取るためには、官民一体となったサポートや、先に書いたような減税や規制緩和による民間活力の増強、そして、技術が流出するなど日本の弱体化につながる問題点を極力抑えるために、知的財産権の保護をはじめとした国際的ルールづくりを進めていくことが必要です。

 これまでのような内向きの政策から外のチャンスを獲れる「肉食系の」日本に変えていくことが必要です。そしてそのためには、日本の立場からすれば地政学的に中国と組むのかアメリカと組むのかの選択しかないわけで、私は日米関係を軸としてTPPの枠組みに一刻も早く参加し、交渉によりなるべく日本の意向を反映することが必要だと考えています。

 残念ながら、この様な考え方は、既存の政治に近い一部の業界団体からは嫌がられます。実際、農協の政治団体である農政連は推薦の条件として自民党の全候補者にTPP交渉参加入りに反対することを突きつけたようです。私は政治家の信念としてそれに判をつくことは出来ず、結果的に数少ない自民党のJA非推薦議員となりました。実はこの問題など、実際に地域の農家を一軒ずつ回ってみれば、TPPよりもむしろ都市農業を維持するための相続税対策などの方が切実な問題で、むしろTPPは反対論は強くない実態があります。しかし、これが農家でなく「業界団体」になると既得権の死守に傾いてしまいます。

 私は政治家は、政治に近い一部の業界団体のためだけに働くべきではなく、むしろ日々額に汗してご苦労されている現場の方々のために働くべきであり、そして、長い目で見て本当に必要なことは、時間をかけて説明をし理解を得ながら物事を進めていくべきだと考えています。選挙の票のことを考えて、業界団体が言っていることをそのままやるのではなく、本当に必要と信じたことを幅広い方に訴えながら進めていくこと、そして業界団体ではなく本当の現場の声に耳を傾けること、それが政治家の姿でなければならないと思っています。

 私がどれほどそれに近づいているかはわかりませんが、少なくとも、これからの12日間の選挙戦、そして、どうなるかはわかりませんが、今後の政治活動において、その思いで信念を訴えていきたいと考えています。

 あすからはこのブログも更新が出来なくなります。選挙区内の辻々でお一人お一人にお訴えしていきたいと思います。これまでご支援いただいた本当に多くの方々の想いにお応えできるよう、そしてこの国の未来のために、自民党を変え、政治を変えて再び改革を進められるよう、全力で頑張ってまいります。

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