女性蔑視発言で森会長が辞任になったが森会長辞任に乗じて男性蔑視発言をしているのが社会派ブロガーのちきりん氏。
「私が望んでいるのは彼の辞任ではなく、このクラスの男性たちの再教育。中国共産党やってたみたいに再教育キャンプとかに入れたほうがいいんじゃないか」とツイッターで投稿しているが
繰り返しますが、私が望んでいるのは彼の辞任ではなく、このクラスの男性たちの再教育。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) February 11, 2021
中国共産党やってたみたいに再教育キャンプとかに入れたほうがいいんじゃないかと思うよ
この投稿は男性蔑視はもちろん人種差別や人権抑圧をしている中国共産党を正当化しかねない暴言ではないか。
性別差別というのは女性差別だけではなく男性差別も含まれるわけでこの投稿に透けてみえる男性蔑視は問題にならないのだろうか。
森氏の発言が問題だったとしても「このクラスの男性たちの再教育」を「中国共産党みたいに」という投稿こそ性別差別であることに気づかない。
そもそもこの議論の延長線上で中国共産党の再教育キャンプを持ち出すことが信じがたい。
性別差別だけではなく人種差別や民族差別も重要な問題でウイグルやチベット弾圧を行う中国共産党を持ち出すこと自体差別の正当化になりかねない。
中国政府に気に食わないウイグル人を「再教育キャンプ」の名のもと強制収容所施設に入れ政府に都合のいい思想や考えを無理やり叩き込むことをちきりん氏は正当化しているのだろうか?
女性蔑視がいけないことだとしても女性蔑視する男性を人権抑圧、人種差別を行う中国共産党の再教育キャンプに入れた方がいいと投稿してしまうその差別発言こそ大問題ではないか。
結局、差別意識って無意識に出ちゃうわけです。
森氏発言を平然と擁護した人たちもそう。
森氏自体もそう。
そしてちきりん氏もそう。
何の気なしにぽろっと出ちゃうけどウイグル弾圧がこれだけ大問題になっているのにいくらツイッターで何気なく投稿しただけとはいえ「中国共産党やってたみたいに再教育キャンプとかに入れたほうがいい」という言葉はなかなか出てこない。
ぽろっと出てしまう言葉にその人の本性がありそこに根深い差別意識があるのだ。
性別差別というのは女性差別だけではなく男性差別も問題だが男性蔑視発言しても問題視されないことがまさに男女で差別している証拠。
また差別する人間を差別を行う中国共産党の再教育キャンプに入れてもいいという投稿こそ差別の正当化につながりかねない。
自分の頭で考えよう。