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欧州委、今年のユーロ圏経済成長予測を3.8%に下方修正

[ブリュッセル 11日 ロイター] - 欧州委員会は今年のユーロ圏の経済成長率予測を下方修正した。新型コロナウイルスの流行第2波でロックダウン(都市封鎖)が再導入されたことが背景。来年の経済成長率予測は上方修正した。

欧州委は今年と来年の経済成長率をともに3.8%と予測。昨年11月時点の予測はそれぞれ4.2%、3.0%だった。

昨年の経済成長率はマイナス6.8%。昨年11月時点の予測はマイナス7.8%だった。

欧州委は中間経済予測で「欧州経済の短期的な見通しは昨年秋の予測を下回っている。感染症が欧州大陸で猛威を振るっているためだ」と指摘。

「このため、欧州経済は弱い足取りで昨年を終え、今年に入ったとみられる。だが、現在はトンネルの向こうに光が見える。ワクチン接種のペースが増し、医療体制への圧力が低下する中、封鎖措置は段階的に緩和される見通しだ」と述べた。

今年第1・四半期はロックダウンの影響で昨年第4・四半期に続き、マイナス成長になる見通し。

欧州委によると、第2・四半期は経済活動が緩やかに回復し、第3・四半期はさらに活動ペースが増すとみられる。ワクチン接種が加速する中、民間消費が牽引役となり、国際貿易も景気の下支え要因になるとしている。

国別で高成長が予想されているのは、昨年、大幅なマイナス成長を記録したフランスとスペイン。今年はそれぞれ5.5%、5.6%の成長が見込まれおり、来年も引き続き高成長が期待できるという。

欧州委は、消費者物価指数(CPI)上昇率が欧州中央銀行(ECB)の目標である「2%を下回るが2%に近い水準」に向けて加速するとも予測。CPI上昇率は今年1.4%、来年1.3%となる見通し。昨年は0.3%だった。

欧州委は「こうした予測は、主に感染状況とワクチン接種の成功を巡る多大な不透明感と高いリスクの影響を受ける」と指摘。

「危機の長期化は、倒産、長期失業、格差拡大を通じて、欧州の経済・社会組織にさらに深い傷跡を残すリスクもある」と述べた。

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