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マレーシア、20年はアジア通貨危機以降最大のマイナス成長


[11日 ロイター] - マレーシア中銀が発表した2020年第4・四半期の国内総生産(GDP)は、前年比3.4%減少し、ロイターがまとめた市場予想(3.1%減)よりも大幅なマイナスを記録した。新型コロナウイルス感染防止策の強化により国内消費が抑制されたことが景気回復の足かせとなった。マイナス成長は3四半期連続。

20年通年のGDPは前年比5.6%減と、アジア通貨危機時の1998年に記録した7.4%減以来の大幅なマイナスとなった。

ノル・シャムシア・ユヌス中銀総裁は、オンライン記者会見で「2021年には世界的な需要改善や国内経済活動の正常化に支援され、景気は上向く」と述べた。

一方、キャピタル・エコノミクスはリサーチノートで、マレーシアでは最近の新型コロナ感染拡大を受けて2回目のロックダウン(封鎖措置)が少なくとも2月18日まで続くことから、経済は引き続き圧迫される見通しだと指摘。

同社のアジア担当エコノミスト、アレックス・ホルムズ氏は「リスクは下向きだ。われわれは現在、マレーシアが次の四半期までにウイルスをおおむね封じ込めると想定しているが、そうならなければ、さらに見通しを下方修正せざるを得ないだろう」と述べた。

キャピタル・エコノミクスは21年通年のマレーシア成長率が7%になると予想している。

中銀総裁は「状況に多くの変化があり、新型コロナ感染が再び拡大する中、ワクチンに関しても進展が見られている。重要なのは、われわれが依然として21年に景気回復を見込んでいることだ」と語った。

金融政策に関しては「物価が抑制されている環境において引き続き緩和的」になるとし、必要であれば追加の支援を提供する政策余地が十分あるとの見解を示した。

中銀は1月、利下げ予想に反して政策金利を過去最低の1.75%に据え置いた。昨年は新型コロナ危機への対応で計125ベーシスポイント(bp)の利下げを実施した。

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