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~今年を振り返る~ 政権交代のなれの果て、再び始まる負の自民党政治

◆違憲状態の選挙を終えて

今年最終号が発刊されているときには、既に選挙が終わり、自民党政権が復帰したことになっているでしょう。しかし、確実に言えることは、今選挙は違憲状態で行われたということです。次期通常国会では、定数削減も成立させねばなりませんが、いずれにしても最高裁は厳しい審判。それこそ「近いうち」に、再選挙が実施されるのではないでしょうか。

◆選挙後の政権運営の是非

今総選挙の争点は申すまでもなく、原発政策・TPP・憲法改正などでありました。あの3.11以来、とりわけ原発を否定し、実社会からの退場を求める声が一気に高まっております。しかし、1960年代から核廃棄物の問題を棚上げし、原発推進をしてきた自民党が、責任もって脱原発依存のルール化と廃棄物処理をブレず断行していくとは思えません。  それにも増して、この半世紀に亘る自民の農業政策は「生産性の向上」「競争力の強化」「農地集約と多角化」などを謳い文句にしてまいりました。補助金どっぷりの中、専業農家の平均年齢は70歳に達しようとしております。TPPを劇薬にして、農政の大転換を行っていけるか甚だ疑問です。

◆視野に入った憲法改正

そもそも自民党は、憲法改正を党是に掲げて結成された政党です。やっとこの期に及んで、自主憲法だ、国防軍だ、などと息巻いておりますが、9条改正よりも優先的課題は多くあります。何より、従来の霞が関・中央集権体制から地方政府に委ねる仕組みが不可欠だと思います。  道州制の移行は、その道筋を物語るものです。

◆視野に入った憲法改正

年が明けて、自民党主導によりデフレ脱却を目指す名目で、大型公共工事が始まることでしょう。何と10年間・200兆円規模の国土強靭化策を投じようとしているのですから、お金を刷りたい放題刷って日銀に引き受けさせた後に、円価値は一気に下がるかもしれません。  我が日本維新の会は、産声を上げたばかりで多くの新人議員と共に、通常国会を迎えます。自立した国家・地域・個人をスローガンに掲げ、連携の中にあっても、一定の競争性が保てる社会を目指します。「維新八策」の下、したたかで強い日本を構築するために歩むのです。

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