
「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条に、「日々勉強!結果に責任!」をモットーとする参議院議員赤池まさあき(比例代表全国区)です。
中共の経済力を背景とした軍拡によって、覇権主義に基づく侵出行為が加速化しています。
香港国家安全法を制定して、それに基づいて民主派の拘束は目に余るものがあります。
我が国固有の尖閣諸島に対しても、2月から海警法を改正して、武器使用を緩和して、領海侵犯を繰り返しています。
台湾や南シナ海へも同様です。
●自民党 国防部会と外交部会を開催

2月4日(木)5日(金)、自民党本部において、国防部会、外交部会が相次いで開催されて、議論しました。
私は、部会において、次のような発言を行いました。
「習近平率いる中共は、今年は共産党結党100年の節目であり、偉大なる中華民族の復興を掲げて、侵出行為を加速化させています。彼の国の戦略は、孫氏の兵法の伝統に基づく三戦作戦です。
①法律戦で自分たちの都合のよい法律を勝手に制定し、
②それに基づいて、心理戦として、力を見せつけて当時者を分断し気持ちを挫き、
③世論戦として、国内外に宣伝を繰り返して、自らの行為を正当化することだと思います。
それに対峙する私達は、その戦い方を踏まえて、防戦に追われるだけでなく、攻め込む必要があります。
①法律戦への対抗として、領海警備法(グレーゾーン対処)や、台湾関係法を制定を自民党が主導して検討すべき。
②心理戦への対抗として、防衛費や海保費をGDP2%を目指して拡充し、自由で開かれたインド太平洋を掲げて、日米同盟を中核にオーストラリア、インド、英国等に連携を広げ、2+2(外相・防衛相の2国間会議)を定例化させ、合同訓練を実施して、中共を包囲、封じ込めること。東南アジア諸国は、ミャンマーに見られるように、親中の諸国もあるので、政府と与党が連携して外交を展開すること。
③宣伝戦の対抗として、国内外において、中共の派遣主義の行為の事実を発信し続けることだと思います。」
引続き中共に対して、徹底的に対峙していきます。