記事
- 2012年12月03日 00:00
「右翼も産経新聞も自民党も、どれだけ安倍晋三に甘いんだか(2)」という記事を書くことになりそうだ
週刊誌の見出しをとりあげるのもどうかと思いますが、 「週刊文春」最新号の記事の見出しに笑いました。
>「安倍総理じゃダメだ!」大合唱 早くも噴出
そんなこと、私たちはずっと前からさんざん指摘しているじゃん(笑)。
かつて(2010年8月)私は、
>右翼も産経新聞も自民党も、どれだけ安倍晋三に甘いんだか
という記事を執筆しました。趣旨はタイトルそのもので、右翼とか産経新聞、自民党の安倍晋三への絶望的なまでの甘さを批判した記事です。
安倍の自民党総裁再就任で、いかにこの記事が正しい記事かということが証明されてしまい、私は心底からうんざりしています。記事を読めばわかるように、私は安倍がこんな復活をするとは全く予想していませんでした。
右翼の代表としてご登場ねがった櫻井よしこは、
>精根尽きて倒れるところまで闘えば、このような事態は避けられたと考えられる。きわめて残念なことだ。
なんて書いていて、批判のポーズはとっていても実質安倍にたいして極甘な内容(爆笑)。内容の低劣ぶり、愚劣ぶりもすさまじいですが、安倍にたいする非常識な甘さには心底からうんざりさせられます。
産経新聞を代表して引用した阿比留瑠比氏は、この人が安倍にたいしてまともなことを書くわけがないことは重々承知でありますが、
>いま現在、安倍氏に対しては、病で力尽きた辞め方もあって、「未熟」という形容がつきまとっています。
といったような恥知らずな安倍擁護をしたうえで
>民間のシンクタンク、日本政策研究センターの伊藤哲夫所長が書かれた論説「安倍首相の困難な『戦い』」(雑誌「明日への選択」10月号掲載」)が、私と認識を共有する部分が非常に多いので、ご本人の許可をとってそのまま転載させてもらうことにしました。
としています。この伊藤氏という人物も、安倍ブレーンの1人で非常識な極右です。こんな馬鹿ばっかりから指南を受けているんだから、安倍が首相だった時苦労したのも当然でしょう。
自民党の安倍にたいする異常なまでの極甘な態度は何をいまさらでしょう。彼が今回の総裁選に当選したプロセスもさることながら、こちらの記事で指摘したように、安倍はほとんど自民党にたいする分党活動までしています。いくら自民党であっても、ここまでやって許されるのは安倍だけでしょう。ちょっと信じがたい気がします。
でですよ、最近私つくづく思うに、安倍が首相になったとして、そのあと辞任したら、私はこのブログで「右翼も産経新聞も自民党も、どれだけ安倍晋三に甘いんだか(2)」という記事を書くことになるんだろうなと思います。安倍がどれくらいの期間首相を続けるか、安倍がどれくらいの実績を残すかはわかりません。しかし、どうであっても私はそのような記事を書くことになるでしょう。
私が考えるに、右翼は絶対安倍をかばい続けるし、産経新聞は上に引用したような愚劣な安倍擁護を続けるでしょう。自民党だって、よほどのことを安倍がしない限り(安倍が首相在任中にやらかしたことは「よほどのこと」ですし、その後も論外の極致だと私は思います)、安倍に徹底的に甘い態度をとりつづけるでしょう。
で、私が心配なのは、マジで、つぎなる安倍復活を期待するような声が出ることです。そこまでは、かもしれませんが、しかし現段階では「右翼も産経新聞も自民党もそんな馬鹿じゃない」と笑える気分にはなりません。
いつの日か確実に書かれるその記事をご期待ください。
>「安倍総理じゃダメだ!」大合唱 早くも噴出
そんなこと、私たちはずっと前からさんざん指摘しているじゃん(笑)。
かつて(2010年8月)私は、
>右翼も産経新聞も自民党も、どれだけ安倍晋三に甘いんだか
という記事を執筆しました。趣旨はタイトルそのもので、右翼とか産経新聞、自民党の安倍晋三への絶望的なまでの甘さを批判した記事です。
安倍の自民党総裁再就任で、いかにこの記事が正しい記事かということが証明されてしまい、私は心底からうんざりしています。記事を読めばわかるように、私は安倍がこんな復活をするとは全く予想していませんでした。
右翼の代表としてご登場ねがった櫻井よしこは、
>精根尽きて倒れるところまで闘えば、このような事態は避けられたと考えられる。きわめて残念なことだ。
なんて書いていて、批判のポーズはとっていても実質安倍にたいして極甘な内容(爆笑)。内容の低劣ぶり、愚劣ぶりもすさまじいですが、安倍にたいする非常識な甘さには心底からうんざりさせられます。
産経新聞を代表して引用した阿比留瑠比氏は、この人が安倍にたいしてまともなことを書くわけがないことは重々承知でありますが、
>いま現在、安倍氏に対しては、病で力尽きた辞め方もあって、「未熟」という形容がつきまとっています。
といったような恥知らずな安倍擁護をしたうえで
>民間のシンクタンク、日本政策研究センターの伊藤哲夫所長が書かれた論説「安倍首相の困難な『戦い』」(雑誌「明日への選択」10月号掲載」)が、私と認識を共有する部分が非常に多いので、ご本人の許可をとってそのまま転載させてもらうことにしました。
としています。この伊藤氏という人物も、安倍ブレーンの1人で非常識な極右です。こんな馬鹿ばっかりから指南を受けているんだから、安倍が首相だった時苦労したのも当然でしょう。
自民党の安倍にたいする異常なまでの極甘な態度は何をいまさらでしょう。彼が今回の総裁選に当選したプロセスもさることながら、こちらの記事で指摘したように、安倍はほとんど自民党にたいする分党活動までしています。いくら自民党であっても、ここまでやって許されるのは安倍だけでしょう。ちょっと信じがたい気がします。
でですよ、最近私つくづく思うに、安倍が首相になったとして、そのあと辞任したら、私はこのブログで「右翼も産経新聞も自民党も、どれだけ安倍晋三に甘いんだか(2)」という記事を書くことになるんだろうなと思います。安倍がどれくらいの期間首相を続けるか、安倍がどれくらいの実績を残すかはわかりません。しかし、どうであっても私はそのような記事を書くことになるでしょう。
私が考えるに、右翼は絶対安倍をかばい続けるし、産経新聞は上に引用したような愚劣な安倍擁護を続けるでしょう。自民党だって、よほどのことを安倍がしない限り(安倍が首相在任中にやらかしたことは「よほどのこと」ですし、その後も論外の極致だと私は思います)、安倍に徹底的に甘い態度をとりつづけるでしょう。
で、私が心配なのは、マジで、つぎなる安倍復活を期待するような声が出ることです。そこまでは、かもしれませんが、しかし現段階では「右翼も産経新聞も自民党もそんな馬鹿じゃない」と笑える気分にはなりません。
いつの日か確実に書かれるその記事をご期待ください。
- Bill McCreary
- 映画や旅その他について語るブログ