
[上海 8日 ロイター] - 中国国家衛生健康委員会の発表によると、7日に確認された新型コロナウイルスの中国本土の新規感染はすべて海外から持ち込まれたケースで、市中感染はゼロだった。
市中感染が確認されないのは昨年12月16日以来、約2カ月ぶり。北京市を取り囲む河北省、北部の黒竜江省や吉林省で起きた集団感染の拡大阻止に向けた当局の厳格な取り組みが奏功している兆しだ。
7日確認された新規感染者は14人で、前日の12人からやや増加。いずれも海外から持ち込まれたケースで、7人が上海で、残り7人が南東部広東省で確認された。
無症状の感染者は16人で、前日の10人から増加した。
中国本土で確認された新型コロナ感染者は累計8万9706人。死者は4636人で変わらず。