
いつの時代にも女性にとっての“美のカリスマ”が存在するが、現在、もっとも熱狂的なファンを集めているのが、カリスマ美容家・神崎恵さん(45)ではないだろうか。以前から女性ファッション誌や美容雑誌では確固たる地位を確立していたが、2020年4月に放映された『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK)で取り上げられて以降、新たなファンも急増しているという。彼女の魅力はどこにあるのだろうか?
マスコミに勤務する女性(20代)は、神崎さんの魅力を次のように語る。
「美容雑誌と女性ファッション雑誌を見ていると、最後の方のページに必ず神崎恵さんが出てきて『なんでどの雑誌を見てもこの人が出てくるんだろう?』と不思議に思っていました。でも、その後、たまたま神崎さんのインスタグラムの『IGTV』(インスタの長尺動画)を見たとき、コスメ紹介や料理動画が公開されていたんです。実際にお話されている姿を拝見して、活字で読んでいた印象とは全く違った。
ツンとした女性なのかと思っていたら、動画で見ると、気取っていないのに上品。そして主婦や働く女性に寄り添ってくれる、『みんな忙しいよね、わかるよ』って。そのとき、『この人、女神だ!』と、一瞬で信者になりました(笑い)。その後、美容本も買うようになり、いまでは私のなかの美の神様です」(A氏)
別の女性ファン・Bさん(30代・会社員)は、神崎さんが美容家のなかでもっとも信頼できる人だと感じている。
「日々、インスタの投稿や動画を見て、恵さんの美容テクニックや紹介する商品を取り入れています。最近、田中みな実さんの紹介するグッズを購入する“みな実買い”という言葉がありますが、私にとっては“恵買い”ですね。魅力はなんといっても、信頼性の高さ。
恵さんは本当に多くのコスメや美容アイテムを試していらっしゃって、そのなかで一番良いと実感したものだけを紹介してくださっている。なので、デパコスからプチプラまで、良いアイテムならなんでも教えてくださるんです。テレビで『プロフェッショナル』に出演された際にも、美容家にとっては信頼が大事だとおっしゃっていました」(Bさん)
神崎さんのファンは若い世代だけではない。共働き家庭の50代女性・Cさんも、神崎さんに魅せられた一人だ。
「『プロフェッショナル』で神崎さんのことを知りました。神崎さんは美しく、仕事もあり、一見すると順風満帆で苦労がない方に見えます。しかし、実際には今の美容家の地位を確立するまで、多くの紆余曲折があった。私が好きなのは、コロナ禍で神崎さんがインスタライブで配信していた料理動画です。
美容家さんの場合は、すごくオシャレな道具や高い食材を使うイメージがあったのですが、神崎さんは主婦の目線で、手軽に用意できる食材と調理法を教えてくれる。その時に、プロのような手さばきを見せてくれて、料理のテクニックにも驚かされました。作っている間も、インスタに寄せられたファンからのコメントに、とても丁寧に答えてくれるのです。
なにより気取っていないところが同性に愛される最大の理由だと思います。20歳、16歳、5歳と3人のお子さんを抱えて、家事育児をしながら、美容家としても努力し続けている。私もフルタイムで働いていますが、そういった女性たちに寄り添ってくれるところに、カリスマ性だけでなく神崎さんのお人柄の良さを感じます」(C氏)
昨年からドラマ出演も果たし、女優としての活動も再開させた神崎さん。働く女性、綺麗になりたいと願う女性にとって、「美のカリスマ」としての存在感は揺るぎないようだ。