【ネットスーパー】、ハイテクロッカー！女性がいる会議の後はピックアップも遅れがち？

トップ画像：ボストン市内にあるストップ＆ショップ・ブリガム・サークル店に試験導入された３つの温度（室温・冷蔵・冷凍）で管理できるロッカー。冷凍たこ焼きをネットスーパー注文した場合、送られてきたバーコードをロッカーの操作パネルでスキャンする。冷凍たこ焼きの入った冷凍ロッカードアに紅しょうがを保管する冷蔵ドア、さらにたこ焼きソースや青のり、舟形容器が入ったドアが開く。15分間の時間枠の制限に３つのロッカーからピックアップするという面倒さがある。

⇒こんにちは！アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。アメリカの食品スーパーで冷凍たこ焼きは売っていません。ギリあるのは青のり、鰹節、紅しょうがぐらいでしょうか。探したことはありませんが、日系のスーパーでも舟形容器はないと思います。仮に冷凍たこ焼きをハイテクロッカーで受け取る場合を想定すると３つのドアからそれぞれピックアップしなければならず不便です。

300円程度の手数料ならカーブサイド・ピックアップで車のところまで全部持ってきてもらったほうが便利でしょう。またロッカーでは収納数が限られるため、15分間という時間枠も忙しい主婦にとっては使えません。森喜朗氏の説｢女性がたくさんいる会議は時間がかかる｣ため、例えばＰＴＡのあとでは、ピックアップも遅れがちになります。

次の15分間枠でピックアップ予定となっている注文品をロッカーに入れることができなくなります。となれば注文時に提供側は「ＰＴＡ後のロッカーピックアップはご遠慮ください」の文言をいれなければなりませんね（んな、バカな！）。

　そう考えれば（シンキロウ氏の説は肯定できませんが）スーパーがボピス用にロッカーを導入するのは一時的なことになるのでしょう。