麻生財務相「政治家は自らの行動に責任を持たなければいけない」
麻生財務相は自身の派閥国会議員の不祥事を受けて「政治家は自らの行動に責任を持たなければいけない」と発言。
本当にその通りであり、そうであれば、給付金をめぐるご自身の過去の発言にも責任を持つべきだ。
麻生太郎副総理兼財務相は4日、自民党麻生派(志公会)の会合で、同派所属の松本純衆院議員が緊急事態宣言下の東京都内で深夜に飲食店を訪れていた問題に関し「明らかに不謹慎、軽率、いろいろなそしりは免れない。大変遺憾なことだ」と述べ、「政治家は自らの行動に責任を持たなければいけない。行動に説明をしきらなければならない」と語った。
麻生財務相は以下の記事でも指摘した通り、過去の講演会で、いよいよ金がないなら刷ればいいと強調している。
実は「金がなければ刷ればいい、簡単だろ」の麻生財務相 自民党内でも「緊急事態だから刷ればいい」の声
改めて動画もご確認いただきたい。
財源がない、将来の借金を増やすのか、税負担が上がるのではないか、など色々な意見が出されて、未だに給付金再支給を求める声は止まない。
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給付金支給が大嫌いな麻生太郎財務相「緊急事態宣言延長にきちんと対応しなければならない」と発言
現代はインターネット情報時代であり、政治家の過去の発言、動画も容易に検索することが可能になっている。
多くの発言がある麻生財務相も財政に関する意見を複数述べてきている。
そのなかでも「カネが無ければ刷ればいい」は名言ではないだろうか。
今こそ刷るべき時ではないのか、と大手メディアも過去の動画や発言を元に質問をするべきだ。
繰り返しになるが、麻生財務相は「政治家は自らの行動に責任を持たなければいけない。行動に説明をしきらなければならない」と語った。
関心が高い給付金を支給すべき時期に「国の借金を増やすのか。子どもたちにツケを回すのか」と否定的な態度を続けているが、まさに説明を要する事態ではないか。
政治家による不祥事がずっと続いている。
これだから日本の政治家は調子いいこと、適当なことばかり言って、信用に値しない、とこれ以上思われることがないようにしてほしい。
まずは「カネが無ければ刷ればいい」のに、給付金の支給について、ここまで渋る理由を過去の言動と照らし合わせて説明いただきたい。
※Yahoo!ニュースからの転載