菅義偉首相(72)とジョー・バイデン米大統領(78)が先月28日未明、大統領就任後初となる電話会談を行なった。両首脳は互いのファーストネームから、菅首相を「ヨシ」、バイデン大統領を「ジョー」と呼び合うことを確認したと報じられている。

会談では新型コロナウイルス対策や日米とオーストラリア、インドの4カ国の協力推進などについて話し合い、菅首相は会談後に「個人的関係も深めつつ、日米同盟の強化に向けてしっかり取り組んでいきたい。大変良い会談だった」と語ったという。
名前に「ヨシ」がつく著名人には、ミュージシャンのYOSHIKI、モデルのYOSHI、「よしおにいさん」の愛称で知られ、『おかあさんといっしょ』(NHK)の11代目“たいそうのおにいさん”の小林よしひさなどがいる。

中曽根元首相とロナルド・レーガン元大統領は互いを「ロン」「ヤス」
安倍晋三前首相は海外の首脳から「シンゾー」と呼ばれることが多かった。一方の安倍前首相は、ドナルド・トランプ前米大統領を「ドナルド」、バラク・オバマ元米大統領を「バラク」と呼んでいた。

菅首相のように名前の一部が呼称となった例は、中曽根康弘元首相がロナルド・レーガン元大統領から「ヤス」と親しまれていたことでも知られる。中曽根氏はレーガン氏を「ロン」と呼んでいた。
2001年の米同時多発テロ当時、小泉純一郎元首相とジョージ・ブッシュ元大統領は互いを「ジョージ」「ジュンイチロー」と呼び合っていた。
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