記事
  • ロイター

米インフレ率は「低過ぎ」、超緩和政策の維持必要=シカゴ連銀総裁


[3日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は3日、2021年に景気が急速に回復すると予想した上で、インフレ率は今春に一時的な上昇が見込まれているものの、「低過ぎる」インフレ率の押し上げには超緩和的な政策を維持する必要があるとの見解を示した。

総裁は、講演の準備原稿で「金融政策当局者にとっては、一時的な物価上昇の先を見越して、設定した経済的基準が満たされるまで政策の調整を検討しないことが重要になる」とし、「私は、われわれが現行の政策を当面維持すると考えている」と述べた。

米連邦準備理事会(FRB)は、経済が完全雇用に達し、インフレ率が2%に到達した後、2%を一時的に超えるまで、政策金利を現行のゼロ%近辺で維持する方針を表明している。

雇用と物価の目標に向けて大きな進展が見られるまで、月額1200億ドルの債券買い入れも継続するとしている。

エバンズ総裁は、FRBの現行政策や昨年12月に承認された8920億ドルの新型コロナウイルス経済対策、ワクチンの配布などに支援され、今年の米経済は5─6%拡大すると予想した。

総裁は、バイデン政権が推進する1兆9000億ドルの追加経済対策についても、自身の予想に半分程度の規模を織り込んでいるという。

現在6.7%の失業率については、2023年末までに新型コロナ危機前の水準の3.5%に近づく可能性があるとした。

ただ、インフレ率については、早期の景気回復や一時的な供給の制約で今春には上昇が見込まれているものの、年末には1.5%あるいは1.75%程度となる見通しで、FRBが目標とする2020年代半ばまで2%をやや上回る水準で推移するという状況に達しない可能性があるとした。

*内容を追加しました。

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    企業も社会も、相手に変化を求めるときはまず相手の想像力を引き出す - 「賢人論。」133回(中編)前刀禎明氏

    みんなの介護

    03月04日 20:18

  2. 2

    国内の感染者第一号から1年 一向に有事モードに完全転換しきれない政府

    塩崎恭久

    03月04日 18:03

  3. 3

    落合陽一氏「たとえ感染が収束してもコロナ前に戻す必要はない」

    NEWSポストセブン

    03月04日 14:19

  4. 4

    ジェネリック医薬品大手で不適切製造か 安全より利益追求する企業に呆れ

    中村ゆきつぐ

    03月04日 09:16

  5. 5

    平均賃金は韓国以下…「貧しい国」になった日本が生き残るための“新常識” 2021年の論点100 - 加谷 珪一

    文春オンライン

    03月04日 10:23

  6. 6

    「私自身が判断したい」という総理発言は何故素直に受け入れられないのか

    近藤駿介

    03月04日 13:30

  7. 7

    中国が特許件数2年連続で首位 いまや技術の「質」も苦しい立場の日本

    企業法務戦士(id:FJneo1994)

    03月04日 08:36

  8. 8

    石原さとみへの激怒報道を一蹴!綾野剛が現場で見せた男気

    女性自身

    03月04日 16:19

  9. 9

    香港を経済自由度指数から除外、「中国政府の管理下」と米財団

    ロイター

    03月04日 21:26

  10. 10

    毒蝮三太夫84歳「ワクチン打つ」それがコロナ時代を生きる俺の『飲む打つ買う』だ

    毒蝮三太夫

    03月04日 08:09

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。