記事
  • ロイター

日本郵船、通期見通しを再び上方修正 配当金も大幅上積み


[東京 3日 ロイター] - 日本郵船は3日、2021年3月期の業績見通しに関し、営業利益を570億円(前年比47.3%増)、経常利益を1600億円(同3.59倍)に上方修正すると発表した。コンテナ船の大幅な運賃改善、航空貨物の好調が背景。従来予想は営業利益が300億円、経常利益が700億円で、上半期時点で修正した公表数値をわずか3カ月で大幅に上回った。

通期の売上高予想は1兆4600億円から1兆5400億円に、当期利益も350億円から900億円に上方修正する。経常利益と当期利益の大きな差異については、ドライバルクの再編を進める上で、編船に伴い特別損失を計上するため。配当金についても、従来予想の年間50円から130円(前期実績40円)に引き上げる。

大手3社が共同で設立したコンテナ船事業の統合会社オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)の好調が大きく寄与した。持ち分法適用会社のため同社の収益は経常利益に反映されるが、第3・四半期累計(4─12月)の9カ月間の全体の経常利益1220億円(前年同期比3.17倍)のうち、ONE社だけで655億円寄与した。

さらに、航空貨物も大幅に収益が改善している。旅客便の減便によるスペース不足のほか、コンテナ不足をはじめ需給がひっ迫する海上貨物から航空貨物のシフトもあるなど、料金アップが進んでいる状況だ。

会見した日本郵船の丸山徹執行役員は「北米航路の積み高はコロナ前の水準を上回っている。想像以上のボリューム回復だ。航空貨物については、日本出しの貨物も回復している」とコメントした。

一方、不定期船については、自動車輸送は足元で前年比5%減と水面下にありながらも、一時に比べて大幅の改善しているという。ドライバルクは市況低迷が影響し前年比でマイナスとなっているものの、それをコンテナ船などの定期船、航空貨物の好調でカバーした。

(水野文也)

あわせて読みたい

「株式市場」の記事一覧へ

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    転んでもただでは起きない「ahamo」

    自由人

    04月18日 09:39

  2. 2

    中国が反発したくなるほどインパクトがあったのだから、日米共同声明はよかったということだろう

    早川忠孝

    04月18日 17:03

  3. 3

    「#二次加害を見過ごさない」私が毎日納豆を食べる理由 - アルテイシア

    幻冬舎plus

    04月18日 10:20

  4. 4

    会社を私物化する経営者「家族との高級レストランを交際接待費で落とす」

    キャリコネニュース

    04月18日 14:05

  5. 5

    養老孟司「生死をさまよい、娑婆に戻ってきた」病院嫌いが心筋梗塞になって考えたこと

    PRESIDENT Online

    04月18日 15:46

  6. 6

    日米共同声明 実務ベースで進めていく力が菅内閣にあるのか

    ヒロ

    04月18日 10:27

  7. 7

    アベノマスク評価 広報面でみれば大成功

    中村ゆきつぐ

    04月18日 10:06

  8. 8

    山本太郎氏「汚染水の海洋放出は約束を反故にした許し難い暴挙」

    山本太郎

    04月17日 16:35

  9. 9

    大阪府 過去最多の1220人が感染 6日連続で1000人超え

    ABEMA TIMES

    04月18日 18:26

  10. 10

    黒人女性を撃った警官の内幕モノにネットの非難轟々

    島田範正

    04月18日 16:09

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。