記事
  • ロイター

システミックリスク見られず、株の熱狂的取引でダラス連銀総裁


[2日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のカプラン総裁は2日、米連邦準備理事会(FRB)の大規模な債券買い入れプログラムによって金融市場に大量の流動性が生じているものの、現時点で金融システム不安を示す兆候は見られないと指摘した。

CNBCのインタビューで、オンライン掲示板の「レディット」を通じたゲームストップ株への熱狂的な買いと金融政策との関連性について問われ、「現時点でシステミックな状況は見られない」と述べた。ゲームストップについて直接言及はせず、FRBの政策が金融市場にどのような影響を及ぼすかというより幅広い問題についてコメントした。

「現在見られる状況の一要素は、流動性が大量にあるということだ。これはFRBが月800億ドルの国債と月400億ドルの住宅ローン担保証券(MBS)を購入していることと一部関連している。われわれはそれを認めることが賢明だ」と述べた。

FRBは昨年3月以降、政策金利をゼロ近辺に維持してきた。米経済が完全雇用に戻るとともに、インフレ率が目標の2%に達し、オーバーシュートする軌道に乗るまで金利を据え置くと約束している。

また、完全雇用と2%のインフレ目標達成に向けて「さらなる著しい進展」が見られるまで、少なくとも月1200億ドルの債券買い入れを継続すると表明。クラリダFRB副議長は、この基準を満たすのは来年以降になる可能性があると指摘している。

債券買い入れ策や低金利政策は、借り入れコストを押し下げ雇用や投資を促すことを狙いとしているが、市場をゆがめ、危険な資産バブルにつながるとの批判的な意見もある。

パウエルFRB議長はこれまでに、数百万人の米国民がなお失業状態にあることを踏まえると、量的緩和の縮小に関する議論は時期尚早との見解を示している。

カプラン総裁は2日のインタビューで、FRBの現行の「積極的」な政策を支持していると強調。「新型コロナウイルスへの対応として正しいことをすべきという考えに変わりはない」と述べた。その上で「だが、行き過ぎであれば流動性を制限し、将来的に政策の正常化を開始する方が健在だろう」との考えを示した。

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    企業も社会も、相手に変化を求めるときはまず相手の想像力を引き出す - 「賢人論。」133回(中編)前刀禎明氏

    みんなの介護

    03月04日 20:18

  2. 2

    国内の感染者第一号から1年 一向に有事モードに完全転換しきれない政府

    塩崎恭久

    03月04日 18:03

  3. 3

    平均賃金は韓国以下…「貧しい国」になった日本が生き残るための“新常識” 2021年の論点100 - 加谷 珪一

    文春オンライン

    03月04日 10:23

  4. 4

    落合陽一氏「たとえ感染が収束してもコロナ前に戻す必要はない」

    NEWSポストセブン

    03月04日 14:19

  5. 5

    ジェネリック医薬品大手で不適切製造か 安全より利益追求する企業に呆れ

    中村ゆきつぐ

    03月04日 09:16

  6. 6

    中国が特許件数2年連続で首位 いまや技術の「質」も苦しい立場の日本

    企業法務戦士(id:FJneo1994)

    03月04日 08:36

  7. 7

    「私自身が判断したい」という総理発言は何故素直に受け入れられないのか

    近藤駿介

    03月04日 13:30

  8. 8

    選挙のために「消費税廃止」を訴える野党は、国民を騙しているだけだ

    PRESIDENT Online

    03月04日 14:20

  9. 9

    石原さとみへの激怒報道を一蹴!綾野剛が現場で見せた男気

    女性自身

    03月04日 16:19

  10. 10

    毒蝮三太夫84歳「ワクチン打つ」それがコロナ時代を生きる俺の『飲む打つ買う』だ

    毒蝮三太夫

    03月04日 08:09

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。