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ファイザー、今年のコロナワクチン売上予想は150億ドル 20億回分生産へ


[2日 ロイター] - 米製薬大手ファイザーは2日、独ビオンテックと開発した新型コロナウイルスワクチンについて、2021年の売上高が150億ドル程度になるという見通しを示した。

今年の同ワクチンの生産目標は20億回分。アルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)はインタビューで、保守的な目標を設定しており、目標を超えるために多数の取り組みを進めていると述べた。

同社はまた、新たな変異種の感染予防や低下する免疫反応の促進といった使途でコロナワクチン需要が長期にわたり持続する可能性があると指摘した。

コロナワクチンの2回接種から6─12カ月後に3回目の接種(ブースター)をすることで、変異種に対する効果向上や持続期間延長につながるかどうかを研究する計画も明らかにした。

ミカエル・ドルステン最高科学責任者は同社製のように、メッセンジャーRNA(mRNA)を用いるワクチンは現在感染が拡大している変異種に対して十分に強い免疫反応を引き出しており、ワクチンを再構成するよりも、ブースターが現時点で適切なアプローチだと認識していると語った。

シティのアナリスト、アンドリュー・バウム氏は、コロナワクチンの売上高への寄与が2021年以降も持続する可能性があると楽観視していると述べた。

ワクチン供給量は1月31日時点で、世界向けが6500万回分、米国向けが2900万回分。

米国向けは5月末までに2億回分の供給を目指す。ロイターの算定によると、目標達成には、毎週平均約1000万回分を供給する必要があり、1月末までの供給ペースを2倍以上に引き上げる必要がある。

ブーラCEOはmRNAを用いるワクチンとコロナウイルス感染症はファイザーに転換をもたらす可能性があると指摘。幹部らは電話会見で、同技術に基づくインフルエンザワクチンが2025年までに市場に投入される可能性があると語った。

21年の同社の売上高見通しは594億─614億ドルで、ワクチンの売り上げが全体の約4分の1を占めると予想。昨年の売上高は419億1000万ドルだったが、同社の肺炎球菌ワクチン「プレベナー13」が売り上げに占める割合は約14%だった。

21年の調整後1株利益見通しは3.10─3.20ドルとし、従来の3─3.10ドルから引き上げた。

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