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三菱自の今期見通し、最終赤字幅が縮小 来期黒字化「達成可能」


[東京 2日 ロイター] - 三菱自動車の池谷光司・最高財務責任者(CFO)は2日、構造改革による固定費削減が想定以上に進んでいるとして、2022年3月期の黒字化は達成可能との見方を示した。

同社はこの日、21年3月期通期の連結業績見通しについて、純損益を3300億円の赤字(従来予想3600億円の赤字)に、営業損益を1000億円の赤字(同1400億円の赤字)に引き上げた。一方、売上高は前期比35.7%減の1兆4600億円(同1兆4800億円)に200億円に下方修正した。

オンラインで会見した池谷氏は、「構造改革が想定以上の速さと深さで進んでいる」と説明。増益効果があることから、来期の黒字化は「十分に達成可能」と語った。

同席した長岡宏・共同最高執行責任者(COO)は、自動車各社が直面している半導体不足の影響について、今期は「生産にそれほど大きな影響が出ることはないのではないか」と語った。「数千台というレベルの(減産)リスクは考えているが、実際の影響は非常に小さい」とした。来期は「状況が日々変わっており、新たなイシュー(問題)も出てきている」と述べ、影響を「見極めていきたい」とした。

併せて発表した20年4─12月期の純損益は2439億円の赤字(前年同期は117億円の赤字)だった。新型コロナウイルスの影響で国内外の販売が落ち込んだほか、工場閉鎖などの構造改革費用もかさんだ。売上高は前年同期比42.8%減の9527億円だった。営業損益は866億円の赤字(前年同期は36億円の黒字)だった。

同社はミャンマーでノックダウン生産の計画を検討しているが、同国では1日に国軍によるクーデターが発生。矢田部陽一郎・共同COOは会見で、現時点で「計画を変えるつもりはない」と話した。現地の状況を注視していく考えを示す一方、「大きな視点でみれば、ミャンマーは大きなポテンシャルがある」と述べた。

*内容を追加しました。

(白木真紀 編集:久保信博)

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