[パリ 1日 ロイター] - IHSマークイットが発表した1月の仏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は51.6と前月の51.1から上昇し、昨年7月以来の高水準となった。需要の回復が寄与した。
速報値の51.5から小幅に上方改定された。指数は50が景気判断の分かれ目となる。
IHSマークイットのエコノミスト、エリオット・カー氏は「1月の結果は新型コロナウイルスを巡る現在の状況を象徴するものだ」と指摘。「回復期待で需要は改善し始めたが、生産は感染抑制のための制限措置で低迷が続いている」と分析した。