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インド市場の新高値について

今日、インドのSENSEX指数が19,170で引け、ザラバ・ベースでは1年7カ月ぶりの高値を更新しました。(下のグラフは引け値ベースで、今日のアクションを含んでいません)
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最近の新興国の株式市場について言えることは、パフォーマンスがまちまちになっているという事です。

例えばブラジルのボベスパ指数は下のようなチャートになっています。
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また上海総合指数は下のようなチャートになっています。
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このように各国のパフォーマンスはバラバラですが、直近の経済のファンダメンタルズはチャートが示唆するほどバラバラではありません。むしろ「おしなべて良くなっている」と言うべきだと思います。

中国経済のデータ・ポイントはすべて上向いているし、ブラジルの鉱工業生産、製造業設備稼働率、自動車生産台数、消費者ならびに事業主センチメントは全て上向いています。

だからインドだけが特別内容が良いというわけではないと思うのです。インドに関しては原油価格の下落で利下げ余地が拡大したことを好感し、ゴールドマン・サックスが買い推奨したことが上昇の理由だと言われています。

でもファンダメンタルズから言えば、むしろ中国の方に妙味がある気がします。

それにもかかわらず中国株式市場がモタモタしている理由は、同国が経済の構造変化に直面しており、いままでの「成功の方程式」がそのまま当てはめにくくなっているからなのかも知れません。
中国は以前に比べると遥かに豊かになりました。またインフラストラクチャの面でも他のアジア諸国を圧倒しています。しかしそれは逆の見方をすれば、今までのようにインフラ投資優先(GDPの半分近くが固定資産投資でした)の経済政策を続けてゆくことは出来ないことを意味します。

このようにロードマップが不明瞭になってきているのが、投資家が中国への投資に二の足を踏む理由です。

加えて新しいリーダーシップが格差是正や腐敗粛清を最優先課題とするのか、それとも経済のテコ入れを最優先課題とするのか? その見極めが、現時点では未だつけにくいことも影響していると思います。

僕としては中国はまだまだ利下げ余地があるし、利下げすべきだと考えています。

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