新型コロナウイルスの感染状況は、拡大傾向がやや収まってきたようには見えますが、いつ収束するのか見通しがたちません。
そうした中で、唯一の頼りがワクチンですが、世界の接種状況は思うように進んでいないようですし、日本でのワクチン開発が遅れている日本では、約束通りワクチンが入ってくるのかも不安です。
そして、接種する場合の自治体の準備など、是非、情報を細かく開示してもらいたいと思います。ワクチン接種の順番が来ても打たないという人が半数位いるという調査もあります。
副反応がでないものはないので、それより効果がずっと勝る場合に打つということかと思います。安心のための情報が必要だと思います。
ワクチンは、先進国の間で争奪戦になっている、と報じられています。EU(欧州連合)が、域内で製造されたワクチンの輸出規制を発表しています。新型コロナウイルスの世界全体の感染者が、27日に1億人を超えたことが、米ジョンズ・ホプキンス大学の集計でわかりました。死者も215万人を超えています。
ワクチン接種はまだ6400万人で、世界の78人に1人しか1回目の接種をしていない、ということです。欧米などで、高齢者や医療従事者を中心としたプログラムが動き出していますが、在庫が十分に確保できずに接種計画に遅れが生じています。
途上国では、ワクチンが届くのだが、更に遅くなると懸念されています。日本では、全国民に必要な数量のワクチンを確保する時期について、6月を「見込んでいる」という官房副長官の発言を、担当相になった河野氏が「目指す」と言い直させたりしています。
川崎市で、集団接種の初めての訓練が行われました。予診の所で、いろいろ尋ねる人がいて停滞が生じた、とのこと。会場の確保、医師など人材の
確保、いつ入手できるかの情報などを、自治体と緊密に連携をとりながら、政府として、やっていってもらいたいと思います。