正確を期すためにその部分の議事録を載せたい。
○蓮舫君どう見ても菅総理は真摯に向き合い、誠実に答弁している。片や蓮舫氏は一方的な見方、価値観である。
この29人の命、どれだけ無念だったでしょうかね。総理、その重み分かりますか。
○内閣総理大臣(菅義偉君)
そこは大変申し訳ない思いであります。
○蓮舫君
もう少し言葉ありませんか。
○内閣総理大臣(菅義偉君)
心から、申し上げましたように、大変申し訳ない思いであります。
○蓮舫君
そんな答弁だから言葉が伝わらないんですよ。そんなメッセージだから国民に危機感が伝わらないんですよ。あなたには総理としての自覚や責任感、それを言葉で伝えようとする、そういう思いはあるんですか。
○内閣総理大臣(菅義偉君)
少し失礼じゃないでしょうか。
私は、少なくとも、総理大臣に昨年の9月16に就任してから、何とかこのコロナ対策、一日も早い安心を取り戻したい、日本そのものに、そういう思いで全力で取り組んできたんです。そういう中で、必死の中で取り組んでくる中で、私自身はできることはさせていただいてきています。
とにかく、緊急事態宣言、後出しだとかいろんなことの批判はあります。ただ、この緊急事態宣言を発するについても、衆参の国会の附帯決議で、これは国民の皆さんにいろんな制約を課すものであるから、できる限り慎重にやるようにということも付いています。そしてまた、これを決めるときに、専門家の皆さんに相談してこれを決めろということも書かれています。そうした中で、私自身、まさに迷いに迷って、悩んで悩んで判断をさせていただきました。
その、言葉が通じる通じないという、それは私に要因があるかもしれませんけれども、私自身は精いっぱいこれに取り組んでおるところであります。
「この程度の人間性だから与党が助かっている」と言ってきた識者の話に納得した次第だ。
場所をわきまえない、礼儀を知らない政治家が多いことは、情けない限りである。
16時から今年最初の東京大地塾。「施政方針演説と日露関係」というタイトルで、佐藤優さんにお話し戴く。
昨年の所信表明演説で日露関係については、「北方領土問題を次の世代に先送りせず、終止符を打たねばなりません。ロシアとは、首脳間の率直な意見交換も通じ、平和条約締結を含む日露関係全体の発展を目指します。」という表現だったが、施政方針演説では、「北方領土問題を次世代に先送りせず、終止符を打たねばなりません。2018年のシンガポールでの首脳会談のやり取りは引き継いでおり、これまでの両国間の諸合意を踏まえて交渉を進めます。平和条約締結を含む日露関係全体の発展を目指してまいります。」となっており、菅総理の日露に懸ける決意が伝わってきた。佐藤さんが、その点を詳しく説明して下さった。
ナワリヌイ氏の件についても佐藤さん流の分析で、出席された皆さんも納得した事だろう。
今年の大地塾もしっかり取り組んで参りたい。
※東京大地塾





