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米ボーイング、バイオ燃料100%の商用機を30年まで納入開始へ


[シアトル 22日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングは22日、バイオ燃料だけで飛行する商用機の納入を2020年代末までに開始する方針を示した。化石燃料による環境負荷の削減は「一世一代の挑戦」とした。

同社によると、今回の目標は2050年までに二酸化炭素(CO2)排出量を半減させる業界全体の目標の中心となっている。達成にはジェットシステムの改良や混合燃料要件の引き上げ、世界の規制当局による安全性の認定が必要になるとした。

ボーイングの持続可能戦略ディレクター、ショーン・ニューサム氏はロイターに、「とてつもない挑戦で、一世一代の挑戦だ」と指摘。「航空業界はカーボンフットプリント削減で役割を果たす決意だ」と述べた。

業界団体の航空輸送アクショングループ(ATAG)によると、商用機運航によるCO2排出量は現在、世界の排出量の約2%、輸送による排出量の約12%を占める。

2030年に就航する航空機は50年まで運航を続けるとみられるため、ボーイングはそれまでの納入開始が必須となる。同社はまた、新型コロナウイルス流行や、主力小型機「737MAX」の2度の墜落事故後の20カ月に及んだ運航停止の悪影響も克服する必要がある。

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