「さっぽろ雪まつり」新型コロナウイルスの影響で今季オンライン開催 『初音ミク』雪像も

札幌の冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」が、今年は新型コロナウイルスの影響でオンラインで行われ、どこからでも楽しむことができる“新しい雪まつり”に向けて準備が進んでいる。

【映像】オンラインさっぽろ雪まつり準備進む

　札幌の観光スポット羊ケ丘展望台に立つクラーク博士像のそばに並ぶのは大きな雪の塊。来月4日から始まる「オンラインさっぽろ雪まつり」に向けて特設サイト上で公開する雪像づくりが進められている。

　現場では、テレビ塔の書かれた張り紙の上から印をつけ削る位置を決める作業や、チェーンソーやスコップを使い「クラーク像と札幌の観光名所」と札幌発のバーチャルシンガー「初音ミク」の中雪像、ジンギスカンの「ジンくん」の小雪像の合わせて3基を作る様子が見受けられた。札幌市大雪像製作委員会の山中さんは「サイズは小さくなってしまったんですが、クオリティは見て感動させられるものを作っていこうと思いますので今回は、モニター越しかもしれませんがみなさんぜひ楽しんで見てもらえたらと思っています」。

　雪像は羊ケ丘展望台と大倉山ジャンプ競技場の2つの会場で制作され、完成までの様子が今月下旬から動画配信される。このほか、北海道の雪景色や雪まつりの思い出がつまった写真のコンテスト「さっぽろ雪フォトまつり」が行われ、期間中には雪まつりの貴重な秘蔵映像も配信される。雪まつりの歴史や、札幌の冬の魅力をこれまでとは違う形で楽しむことができる「オンラインさっぽろ雪まつり」は来月4日から28日までとなっている。

（ABEMA／『ABEMA Morning』より）
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