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バイデン大統領就任

米大統領選で勝利した民主党のジョー・バイデン氏(78)が、20日(日本時間21日未明)、首都ワシントンの連邦議会議事堂で宣誓し、第46第大統領に就任しました。上院議員だったカマラ・ハリス氏(56)も就任宣誓して、女性、黒人として初の副大統領になりました。

ワシントンでは、6日の連邦議会議事堂襲撃を受け、トランプ支持者の暴動などを阻止するため厳戒態勢が敷かれました。あのわけのわからない、国際秩序を次々に壊すトランプ氏が去って、ホッとしています。

それにしても、恒例の引継ぎや就任式への列席もしないトランプ氏の態度は、大人げないと思います。

バイデン氏は、就任演説で、「今日はアメリカの日であり、民主主義の日だ。民主主義が勝利を収めた。」と述べ、「われわれは政治的な過激主義や白人至上主義、それに国内テロの台頭に立ち向かい打ち破らなければならない。こうした課題を乗り越え、アメリカの心を取り戻し未来を確かなものいするためには結束が必要だ。私はアメリカの国民と国家を結束させることに全霊をささげる。怒りや憎悪、過激主義、暴力や伝染病などと闘うために」と約束しました。

分断したアメリカを結束させ、立て直すことは、相変わらずトランプ支持者が半分近くいる中で、至難の業でしょう。

しかし、自身が、吃音を克服し、最初の妻と子どもを事故で失い、二人の息子を一人で育て、その長男も病死する、という苦難を越えてきたバイデン氏だからこそ、できることもあると期待します。

バイデン新大統領は、トランプ政権下で離脱した地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」に復帰するための文書などに署名し前政権からの政策を転換させました。

政権は、復帰のための文書を20日付けで国連に提出し、受理されたことから、協定の規定に基づいて30日後の来月19日に復帰することにまりました。また、トランプ前政権がテロ対策などを理由にイスラム教徒が多い国からの入国を制限していた措置についても、大統領の権限で撤回を命じる文書に署名しました。

バイデン大統領は、就任2日目の21日には、喫緊の重要課題である新型コロナウイルスの感染拡大への対応を示すということです。また連邦政府の建物の中で、大統領の権限でマスクの着用を義務づけることを命じる文書にも署名しています。

ようやく、国際協調路線に戻ることで、世界から歓迎される政権になるとよいと思っています。高齢の新大統領を支える、女性のカマラ・ハリス氏にも、大いに期待したいと思います。

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