記事

コロナ禍対策を自民党内で議論 焦点は罰則導入とそれに見合った経済支援策かどうか

1/18 国会開会 国会は風雲急を告げているかのような天気でした

「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条に、「日々勉強!結果に責任!」をモットーとする参議院議員赤池まさあき(比例代表全国区)です。

 1月18日(月)、第204回国会(通常会)が開会しました。6月16日(水)までの150日間の日程で開会となります。

 国会での本会議の合間に、自民党本部内では、コロナ禍対策のための特措法や感染症法の改正や経済支援策の議論が行われました。焦点は、罰則導入とそれに見合った経済支援策かどうかです。

 朝8時からは、新型コロナウイルス感染症対策本部・内閣第二部会・厚生労働部会合同会議が開催され、新型インフルエンザ等特別措置法と感染症法の改正議論が行われました。

 私は、次のような発言を行いました。

 ・直近の感染状況について、緊急事態宣言が出すことによって、何の効果もないかのような報道があるが、陽性率は徐々にではあるが下がってきている。まだまだこれからだとはいえ、効果が上がりつつことを評価して、さらに事業者や国民に向けて、要請をすべきだ。特に、若者の感染が広がる中で、軽症や無症状であっても、脱毛等の後遺症が出ると言う事実の広報を徹底すべきだ。

 ・前回の会議でも述べたが、特措法には、予防的措置として、緊急事態宣言を出す前に「まん延防止重点等措置」が設定されるわけだが、通常から予防的措置、そして、緊急事態宣言、さらに解除するおいう一連の政策決定に当たって、国民に予見可能性や客観的な政策判断のために、1年間の知見を活かして、既にステージ4段階、都道府県ごとの6指標等の知見があるのだから、その仕組みを明確にすべきだ。法律ではなく、政令で定めるとのことだが、その内容も明らかにしてほしい。

 ・今回の法改正の最大の焦点である罰則の導入について、なぜ罰則を導入しないといけないのか、具体的な事実を明らかにすべきだ。事業者に支援をするから時短要請しても協力して頂けない事例や、感染が分かっても保健所から連絡が取れずに感染拡大に繋がってしまっている事例、医療関係者が疫学調査等に従ってくれない等々、国民や関係者に理解を頂くための立法事実を明らかにしてほしい。

 引続き法改正に向けて、しっかり議論していきたいと思います。

●コロナ禍での経済と生活支援策は

 また、午前10時30分からは、自民党本部で、経済成長戦略本部が開催され、緊急事態宣言に伴う経済的影響への対応について議論しました。

 政府からは次のような説明がありました。

 ・国から地方への地方創生臨沂交付金を活用して、飲食店等への協力金について、1次補正予算1兆円、2次補正予算2兆円に続いて、今回の3次補正予算では1.5兆円を計上して、対象を「酒類を提供する飲食店等」から「飲食店」全般に拡大し、緊急事態宣言措置を実施する区域について、20時までの営業時間短縮養成(酒類提供時間は19時まで)を実施する場合、協力金の国の財政支援の対象について、上限をこれまでの月額換算最大120万円から180万円に拡大。

また、緊急事態宣言以外の地域では、現行の月額換算最大120万円とする措置を引き続き継続する。地方の独自性や柔軟な対策について、国が8割補助する。

 ・中小事業者に対する一時金について、緊急事態宣言の再発令に伴い、①宣言地域等の飲食店と直接・感染の取引があること、②宣言地域等での不要不急の外出自粛による直接的影響を受けた旅館、土産物店、観光施設、タクシー事業者等の人流減少の影響を受けた事業者等が、本年1月または2月の売上が前年同月比5割減に対して、法人40万円以下、個人事業者20万円以内の額を支給。その根拠は、昨年の持続化給付金は1年間の支援だったが、今回は2か月分の支援。それ以降は別途手当する予定。

 ・中小事業者が事業再構築やビジネスモデル転換に向けた補助金として、①事業再構築補助金(1.15兆円)、②中小企業生産性革命推進事業(2300億円)があり、今回の緊急事態宣言等の影響を受けた事業者には優先採択。

 ・資金繰り支援として、これまで200万件、40兆円を超える融資・補償を実施してきたが、今後も3次補正予算で29兆円規模の資金繰り支援を実施予定(予算額3.2兆円)。要件も、直近1か月の売上減少を直近2週間以上での比較も可とし、試算表等の省略も行い、手続きも簡素化する。

 ・持続化給付金や家賃支援給付金の申請期限について、1月15日からを2月15日まで延長する。

 ・緊急事態宣言に伴うイベント関連支援について、1次補正予算817億円に続いて、3次補正予算でも401億円を計上して、主催法人に対して、再開公演について、2分の1を補助する。そして、今回の緊急事態宣言に関連して中止となったイベントについて、支援を検討中。

 ・雇用調整助成金について、2月までの特例措置が延長さすべく、3次補正予算2.1兆円を計上しているが、それ以降について検討中。

 ・在籍者出向、早期再就職等の支援についても、3次補正予算で0.4兆円を計上。

 ・個人向け緊急小口資金等の特例貸付の実施について、3次補正予算で4199億円を計上。据え置き期間を来年3月まで延長等の支援を実施。

 以上の政府の経済や生活支援策が有効に機能するように、引続き議論を続けていきたいと思います。

あわせて読みたい

「新型コロナウイルス」の記事一覧へ

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    【寿司】、パンデミックでもシーフードがバカ売れ!マヨ入りシースーは盤石な米国民食?

    後藤文俊

    03月02日 08:38

  2. 2

    一都三県から緊急事態延長要請、東京都の「重症病床使用率」修正問題が未解決のままで良いのか?

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

    03月03日 09:35

  3. 3

    「尖閣の主権は日本」直後に訂正、米報道官の発言、計算づくか

    WEDGE Infinity

    03月03日 12:50

  4. 4

    10年周期のみずほ銀行システム障害-運用面の問題はどこにあるのか?

    山口利昭

    03月02日 08:53

  5. 5

    政策に反対する官僚の更迭は当然=菅首相

    ロイター

    03月03日 12:35

  6. 6

    マクドナルド“過去最高売上”の理由は「ドライブスルー」と「あの人との訣別」

    文春オンライン

    03月03日 10:53

  7. 7

    山田広報官を辞任に追い込んだ日本の悪い癖

    ヒロ

    03月02日 10:38

  8. 8

    「菅と二階の怒りを買った2人が飛ばされた」……NHK有馬キャスター、武田アナ降板の衝撃 - 「週刊文春」編集部

    文春オンライン

    03月01日 22:28

  9. 9

    「令和のゼロ戦」の開発で、防衛省が絶対に譲らなかったひとつの条件

    PRESIDENT Online

    03月03日 11:02

  10. 10

    過剰に豪華なオフィスを構えている企業は「危険」

    内藤忍

    03月02日 11:40

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。