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世代間格差に関する衝撃的なグラフ—子育て世帯に厳しい日本

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世代間格差: 人口減少社会を問いなおす (ちくま新書)
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加藤 久和 筑摩書房 2011-11-07

子どもを持つ持たないは個人の自由だから、私の税金が使われるのはおかしい!」続き、再び「世代間格差」を取り上げさせていただきます。まぁ、ここだけ切り出すのも本質的ではないのですが、詳しくはぜひ本を読んで頂くとして…。

伸び続ける高齢者関係給付費、ほぼ横ばいの児童・家庭関係給付費

グラフを起こそうかと思ったら、内閣府のサイトに既にほぼ同じものが掲載されていたので引用。

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自治体における乳幼児医療費助成事業一覧

こちらは書籍中にも掲載されているグラフで、社会保障給付費のうち、高齢者関係給付費(薄い棒グラフ)、同じく児童・家族関係給付費(濃い棒グラフ)をグラフ化したものです。

特段の説明は不要ですが、高齢者関係給付費はこの30年で伸び続けている一方、児童・家族関係給付費はほとんど横ばいとなっています。社会保障給付にかぎっていえば、「高齢者に優しく、若者、特に子育て世帯に厳しい日本」が浮かび上がって見えてきます。

家族関係社会支出も低い

日本は先進国の中でも、家族関係社会支出の対GDP比が低いことが知られています。こちらも内閣府のサイトより。

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本書によれば、「現金給付」よりも「現物給付」(棒グラフのセグメントで上二つ、紫と薄いオレンジが相当)が少子化対策に効いているそうで。現金を貰っても、貯蓄してしまったり、他の用途に使ってしまったり、少子化対策としては効率が悪いわけですね。

現物給付の対GDP比が高い国ほど出生率は高いことがわかる。統計的な分析の結果から、現物給付の対GDP比率が1%上昇すると、合計特殊出生率は0.30程度高まることになる。(中略)現物給付を説明変数にした場合には優位な関係は得られなかった。サンプル数が少ないという点はあるにせよ、現物給付のみが出生率に影響を与えているという結果は興味深い。

限られたパイを奪い合うようでアレですが、若者世代としては、もっと僕らにも目を向けた政策を期待したいものです。子どもを生んでわかりましたが、この国で子育てするのはなかなか厳しいですね。うちは僕がフリーなのと、頼れる実家があるからなんとかなってますが…今はまだいいですが、将来的な教育費も恐ろしいです。

政治が若者目線にならないのは、やはり若年層の投票率が低いからなのでしょう。もうすぐ選挙の時期ですし、この現状に意義を唱えたいなら、まずは投票に行くべきなんだと思われます。

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世代間格差: 人口減少社会を問いなおす (ちくま新書)
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加藤 久和 筑摩書房 2011-11-07

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