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「まだ本気を出していない人は必読」潜在能力を発揮した人に共通する3つの特徴

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どうすれば自分の能力を伸ばすことができるのか。スポーツメンタルコーチの鈴木颯人氏は「自分らしさを強みにして成果を上げる方法は、長所を伸ばすだけではない。苦手なことに向き合うときこそ、潜在能力が発揮される」と説く――。

※本稿は、鈴木颯人『潜在能力を100%発揮する方法』(KADOKAWA)を再編集したものです。

悪い姿勢※写真はイメージです - 写真=iStock.com/SB

自分らしく成果をあげている人の共通点

幸せに成功している人と聞いて、どんな人を思い浮かべますか?

人それぞれいろんな人が思い浮かぶかと思いますが、その人たちはきっと、「他の誰かになろうとせず、自分らしく成果をあげている人」ではないでしょうか。

「自分らしく成果をあげる」ためには、潜在能力を発揮することが欠かせません。

潜在能力を発揮するとは、ごく簡単にいえば、自分の強み、すなわち長所を活かすということです。ただし、「長所を伸ばそう」と意識しすぎると、逆に可能性を狭めてしまうこともあるので注意が必要です。

私はスポーツメンタルコーチとして、プロアマ問わず多くのアスリートのサポートをしていますが、自分らしさを強みに変えて成果をあげている選手たちには、「自分の長所を把握し、それを伸ばして活かす」以外にも、3つの共通点があります。

「不向きなこと」から逃げない

1つめは、「不向きなこと」から逃げない点です。

実は、「得意なこと」よりも「不向きなこと」のほうに、可能性が詰まっています。

たとえば、あなたが「いじられキャラ」だったとしましょう。そのキャラクターを活かし、相手の懐に飛び込んでうまく仕事を進めるやり方が自分の強みだと考えているとします。

ところが、今回仕事で一緒になったメンバーの中に、同じ強みを持つ人がいました。いつもならあなたが受け持つ役回りを、今回はすべてその人が担っています。

あなたは自分が思っている長所を活かせず、その場にいづらい気持ちになるかもしれません。「自分は必要ないのではないか」などと思い込んでしまうことも考えられます。

そんなときこそ、思い込みのフタを外すチャンスだと捉えてください。

あなたが人の懐に飛び込むのが得意ないじられキャラで、それが強みだったとしても、全体を見れば、仕事を進めるうえで必要なタスクは他にもありますよね。

冷静に相手の言い分や状況を整理してまとめたり、スケジュールを組み立てたりする役割も必要なはず。話が盛り上がりすぎたとき、本題に話を戻す存在も不可欠です。

「自分はこの場に必要ないのではないか」と思い込む前に、落ち着いて状況を俯瞰するのです。「役に立てること」「貢献できること」は、意外とたくさんあるはずです。

「その場に何が必要か」を見極め、その中から自分ができることを率先して行うこと。それが、あなたのまだ見ぬ可能性を伸ばすことにつながります。

自分の長所を活かす必要がないときは、別の役回りができないか考えてみる。この柔軟な発想が、眠っている能力の発揮につながります。

『潜在能力を100%発揮する方法』(KADOKAWA)より『潜在能力を100%発揮する方法』(KADOKAWA)より

キャリアの8割は偶発的なことで決まる

スタンフォード大学の教育心理学者、キャリア論専門家であるジョン・D・クランボルツ教授の提唱する「計画的偶発性理論」では、「個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される」と発表されています。

この言葉を借りれば、個人のキャリアは、予期しない出来事の積み重ねで作られることになります。

この考え方は、「短所」にも応用できます。

上司から頼まれた仕事が自分の苦手分野だと、つい「苦手なのでやりたくありません」「できません」と答えたり、口には出さなくとも「やりたくないな」と想像したりしていないでしょうか。しかし、頼まれたことを苦手だと即断することで、チャンスを逃しているかもしれません。

苦手なことを避ける人はチャンスを捨てている

とくにこの場合、上司から「できる」ことを期待されて仕事を任されています。上司は、あなたがその仕事ができそうだと思って頼んでいる可能性もあります。依頼に応える努力も勇気といえます。

鈴木颯人『潜在能力を100%発揮する方法』(KADOKAWA)

どうしても不安なら、仕事を受ける前に「苦手だと思って今まであまりやったことがありません。やり方を教えてもらえますか」「はじめてなのでご指導いただけるとうれしいです」といった言葉を添え、依頼相手からコツを引き出しましょう。

実際にやってみて「思ったより簡単だった」「できるようになっていた」と気づけば、しめたもの。自分の新たな一面との出会いです。

あるいは予想通り散々な結果だったとしても、「できないことが再確認できた」ことは収穫です。その場合、もしかしたら「この上司は見る目がない」と思いたくなるかもしれません。一方で、「できないと決めつけずにチャレンジさせてくれる人なのだ」とも解釈できます。

苦手意識を口実にチャレンジを避けてきたことは誰にでもあると思います。しかし、思い切って取り組んでみると、思った以上に違う世界が開けます。

「向き・不向き」は自分で決めつけないこと。実際に試してから判断しても遅くはありません。

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