
[ソウル 15日 ロイター] - 韓国の現代自動車グループは15日、燃料電池システムの製造工場を中国に設けるため、中国南部の広東省政府と投資協定を結んだと明らかにした。現代自動車にとり海外初の燃料電池システム生産拠点となる。
年間生産能力は6500台。3月に着工し、2020年下期の完成を目指す。
同社は声明で「広州の工場は、現代自動車グループの燃料電池システム生産における豊富な専門知識を活用し、急速に発展する中国の水素産業で技術的なリーダーシップを確保する」と説明した。
具体的な投資額は明らかになっていない。
中国企業と協力し、広東省の水素関連プロジェクトに参加する計画という。
現代自動車グループは傘下に現代自動車や起亜自動車を抱える。